農業環境部について

 
農業環境部は4つのグループに分かれて活動しています。

 ① 環境活動班
 ② ユネスコスクール班
 ③ 食品科学班
 ④ 地域デザイン班.pdf  


 
 ① 環境活動班 は、〇市民活動推進事業“とちぎ夢ファーレ”に参加しています。
   ・[グリーンバンクとちぎ](Aコース)
        広報とちぎ12月号(活動紹介)
   ・  
[新しい時代の道普請~市民参加型のインフラ整備~](Bコース)
                    広報とちぎ6月号において活動が紹介されています


 ③ 食品科学班 は、栃木市平井町産のユズを使った商品開発に取り組んでいます。詳しくはこちら

    〇ユズジャムの研究・開発

*第3回ダルメイン世界マーマレードアワード日本大会 アマチュアの部

           カテゴリーかんきつ一種  金賞  受賞しました!  ※詳しくはこちら

 〇ユズを使った焼菓子の研究・開発

〇県内産紅茶を使用したフレーバーティー「ユズ紅茶」の研究・開発



    ④ 地域デザイン班 
   (1)
第4回全国高校生毎日アクション大賞
 認定校(15校)に選出されました。
             動画はコチラ蔵の街の先人が伝える不変の伝統工芸品~幸作箒地が創る新たなビジネスプロジェクト

   (2)リアビズ高校生模擬企業グランプリ
   銅賞  
          動画はコチラベイトクリーチャーズ株式会社活動内容
                                                      
   (3)エシカル甲子園2020 関東ブロック代表として 徳島県教育委員会教育長賞 をいただきました!

日誌

農業環境部の活動

ゆずの里PRプロジェクト「機能性成分」編

 昔から、「冬至にゆず風呂に入ると風邪をひかない」などと言われていることからも分かるように、「ゆずは体にいい」というイメージがあります。
では、どのように「いい」のでしょうか…

そもそも、ゆずを含め柑橘類には、様々な有効成分が含まれています。ゆずにはどんな有効成分が多いのか。調べていくうちに認知機能の維持を助ける「オーラプテン」という成分が豊富に含まれていることが分かりました。

 …ところで、ゆずのどの部分にたくさん含まれているのだろう???
  調べてみよう!!!

ということで、帝京大学宇都宮キャンパスバイオサイエンス学科にご指導・ご助言をいただきながら、研究に取り組むことにしました。

        

抽出した成分精製後、カラムで不純物をこしてから含有量を測定する機械にかけます

実験結果は…果皮に多く含まれているというものでした!今後、条件を変えて比較実験をしていきます

食品科学班の活動

 農業環境部食品科学班では、「おいでよ!ゆずの里 ~平井町PRプロジェクト~」を勧めています。

 栃木農業高等学校がある栃木市平井町は、約40年前から「ゆずの里まちづくり」をすすめています。太平山麓に広がる平井町がゆずの里であることを多くの人に知ってもらうため、食品科学班では、商品開発を通して地域をPRする活動をしています。

 昨年11月から活動を開始し、収穫~加工を体験しました。
また、地域の方々と協力して、ゆずの魅力発信をしています。

☆現在の活動☆
 【加工品の開発】
   マーマレード、シフォンケーキ、その他新商品の開発
 【地元店と協力】
   和菓子店、サンドイッチ店とゆずマーマレードのコラボ商品発売
   ならびにゆずの里PR

 【県産品と協力】
   烏山産紅茶とゆずのコラボ商品の開発
 【機能性成分の研究】
   帝京大学理工学部バイオサイエンス学科協力のもと、ゆずの機能性成分分析


   

ヨシの腐茎土作り【農業環境部】

農業環境部の環境活動班が、渡良瀬遊水地のヨシを使った腐茎土作りに参加しました。昨年刈り取ったヨシの活用方法として、茎を細断してチップ化させ、発酵させることで腐葉土と同様の資材を作ることができます。
細断されたヨシの粉塵にまみれながらも、たくさんのヨシのチップを準備することができました。ヨシを農業用資材として活用することで、小さな循環ができると思いました。今後も切り返しや袋詰め等の作業があるので、積極的に参加したいと思います。

グリーンウェイブ2021への参加【農業環境部】

NPOわたらせ未来基金協賛のグリーンウェイブ2021に農業環境部の環境活動班が参加しました。
午前中に渡良瀬遊水地の野鳥、植物、昆虫を調査して生態系の状態を確認し、午後に湿地のヨシ原の保全活動を行いました。午後の保全活動は、外来種のセイタカアワダチソウを手鍬を使って除去しました。セイタカアワダチソウは他の植物の成長を阻害する物質を出すため、生態系に偏りが生じます。今回の除去活動を通して遊水地の生態系が豊かになることを願っています。

タラヨウの引渡し式【農業環境部】

 今年度、環境活動班は「とちぎ夢ファーレ事業」を活用し、「グリーンバンクとちぎ」として地域の伝統樹木を残す活動を行ってまいりました。
そして、私たちは栃木市から依頼を受け「タラヨウ」を挿し木の技術を利用して殖やす研究を続けていました。今回、挿し木によって発根してきた
苗木を栃木市へ引き渡しました。代表生徒から栃木市長へ「タラヨウ」の苗木を手渡し、教育長へ「巴波桜」の花束を贈呈しました。
栃木市長からは、現在整備工事を行っている仮)文学館のシンボルツリーになってほしいとのことでした。お渡しした苗木は、まだ発根しているのみ
ですが数年後には大きく成長してほしいと思います。このような機会を頂き、大変ありがとうございました。
   栃木市HP(フォトニュース)
         

ヨシ刈体験2020【農業環境部】

NPOわたらせ未来基金、小山市主催のヨシ刈体験に、環境活動班が参加しました。
ヨシ刈の体験は、生徒にとって初めての経験です。ヨシを利用した腐茎土をつくるため、ヨシを15束刈り取りました。4m程度まで高く成長するヨシを、刈込ばさみで丁寧に手で刈ることができました。ウサギと呼ばれる道具を使って束ねる作業も体験させていただきました。
今年の遊水地での活動は今回で3回目。除去活動やヨシ刈など継続的に活動することができました。

   

渡良瀬遊水地外来植物等除去活動【農業環境部】

 環境活動班で9月に行われた活動に引き続き、渡良瀬遊水地外来植物等除去活動に参加しました。
今回、外来植物であるセイタカアワダチソウと在来植物のヤナギを抜き取る作業を行いました。参加した生徒は、セイタカアワダチソウを根まで抜き取れるように気をつけていました。約1時間程度の作業でしたが、汗をかきながら一生懸命作業を行う様子が見られました。作業終了時には栃木市長にお声をかけていただき、生徒にとって大変有意義な時間となりました。
 今回の活動について、多くの方々の協力によって参加することができました。今後も保全活動に継続して参加して参りたいと思います。大変ありがとうございました。

  
  

渡良瀬遊水地希少植物保全活動【農業環境部】

 谷中村史跡保全ゾーンで実施された「渡良瀬遊水地 希少植物保全活動」に参加しました。
 この活動では、最初に栃木市長の挨拶や担当の方から今回の作業の説明等を聞き、保全活動の意義を再確認致しました。また、作業が開始してからはセイタカアワダチソウなどの外来植物を根まできれいに抜き取れるようにしました。作業中には、多くの方から声をかけて頂き、参加した生徒は嬉しそうに受け答えをする姿が印象的でした。約1時間の短い時間での作業になりましたが、高校生らしく元気いっぱい活動することができました。今回の活動は、渡良瀬遊水地課の方から声をかけていただいたことがきっかけです。大変ありがとうございました。

   

第2回ホウキモロコシの収穫~高校生蔵部編【地域デザイン班】

本日は、寺尾圃場班(A班)と本校圃場班(B班)に分かれて活動しました。

A班
栃木市寺尾にある有機栽培生産者ぬい農園にてホウキモロコシの収穫を行いました。参加メンバーは、とちぎ高校生蔵部OBOGのみなさんと本校生徒です。
次回は、10月中旬を予定しています。箒になるまでの道のりは長いです。

 

11時から本校へ移動!!共同作業
寺尾のホウキモロコシと本校のホウキモロコシの葉むき→脱穀→湯入れ→天日干し


B班 
本校圃場にてホウキモロコシの収穫作業をしました。とちぎ高校生蔵部・OBOGのみなさん大変お世話になりました。

イトヒバ・タラヨウの鉢上げ【農業環境部】

 農業環境部で吹上小学校から採取したイトヒバ、市役所別館で採取したタラヨウ、学校内で採取したサツキの鉢上げを行いました。イトヒバ、サツキは、挿し木を行って初めて発根しました。発根したものを丁寧に鉢上げを行い、さらに大きくなるように作業を行いました。これらの樹木が大きく成長するように日々管理していきます。