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秦由加子選手「パラリンピアン講演会」 生徒感想

 1月18日(火)に秦由加子選手(トライアスロン)によるパラリンピアン講演会が行われました。参加した生徒には感想を書いてもらいましたが、そのいくつかを紹介します。

◎1年男子
  • どんな困難があったとしてもその困難を乗り越えることができたら、その先の人生がよりよいものになると思った。これからは、どんなことにでも立ち向かっていこうと思う。また、自分の周りの人で困っていたら、その人の支えになれるよう、助け合っていきたい。

◎1年女子
  •  自分の行動、考え方で人生は変えていけると聞いて、私も物事のとらえ方、どう行動に移していくか、しっかり考えられる人になりたいと思いました。また、13年間自分が嫌いでコンプレックスだった時間も無駄ではなかったという話も心に残りました。私も自分の嫌なところばかり気にしてしまい、何でこんなことで悩んでいるのかと思ったこともありましたが、その悩んだ時間は、無駄ではなく人の痛みを理解できる、寄り添うことができることにつながるとわかりました。

  •  講演を聴いて、現在の日本ではまだまだ障がいをもつ方への理解や援助が足りていない現状に胸が痛くなりました。秦選手の病気を発症してからパラリンピアンになるまでのお話では、ご両親との絆や秦選手が苦しまれていた過去に、思わず涙が出てきました。自分の力で人生を変えられた秦選手の「自分次第で人生は変えられる」という言葉は説得力があり、心に響きました。私も何事にも感謝を忘れず、自分自身で人生を切り開いていきたいです。

  •  秦選手の生き方、考え方は本当に凄いと思いました。きっと、パラリンピックに出場されている方たちは、様々な苦難を経験し、いろいろな人の思いを背負って臨んでいるのだと感じました。パラの選手は、本当に凄いしかっこいいと思いました。パラリンピックはオリンピックと同様に魅力があり、盛り上がってほしいし絶対に注目して見ていきたいと思います。日常生活の当たり前を深く考える機会となり、辛いことも乗り越え、強く生きて行けるようになりたいと思いました。

◎2年男子
  •  障がいを持っていても、スポーツを通じて充実した人生を送っている秦さんのように堂々としていたいと思いました。実際には多くの苦難があり、それを乗り越えてきた秦さんの言葉一つ一つに重みがあり、心に響きました。障がいを持つことに対するイメージが変わり、人にはできない貴重な経験をすることにも価値を見いだせることがわかりました。

◎2年女子
  •  私は今回の講演会で心に残った言葉が2つあります。1つは「命があれば何とかなる」という言葉です。足をなくしてどんなに辛いことがあっても、命があれば前を向いて新しいことに挑戦していけるのだと感じました。2つ目は「自分がやりたいことを後悔しないようにやる」という言葉です。私はすぐに「うまくいかなかったらどうしよう、自分にそんなことができるわけない」と考えてしまいます。私も秦さんのように、常に前向きに自分の目標に向かって努力し、失敗を恐れず自分のやりたいことに情熱をそそげる人間になりたいです。

  •  体が不自由だから人生は終わりだと思わず、辛い過去があっても今に全力を尽くす秦選手がとても輝いて見えました。一番驚いた言葉は「トライアスロンが大好きだ」という言葉です。「つらい」ではなく「楽しい」と発言した秦選手の姿を見て、どんな状況に陥っても全力で努力すれば結果はついてくるものだと励まされたのと同時に、私が取り組んでいる陸上を、辛い練習でも楽しいと思える時があることと重なり、大変共感できました。また、足を失うという苦しい状況下でも、親の気持ちを考えたと聞いて感動で涙が出そうになりました。今回の講話で学んだことを是非今後の自分の生活に生かしたいです。

  •  もし自分の足を切断することになったらと考えただけでも、怖いし絶望すると思いますが、もう一度スポーツをやりたいと努力し続けている秦さんはかっこいいと思いました。障がいのある方への差別がなくなるように、どんな人も自分のしたいことができる世の中になるように、私にもできることを見つけて、行動できるようにしたいです。

  •  今の日本社会の海外との比較に関するお話で、障がいのある人もより住みやすい社会になればと思いました。健常者が障がいについてもっと理解を深めていけば、差別や偏見も少しずつ減っていくのかなと感じました。

  •  パラリンピックは障がいのある人たちに勇気を与え、周囲の人々の考え方や感じ方を変えることのできる大切な事業で、障がいの有る無しは特別なことではなくて、誰にも関係することだと思いました。また、どれだけ苦しくても好きなことは諦めないという気持ちが伝わり、それが生きる原動力になると感じました。マイナスと見るかプラスと見るか、それ次第で自分の人生は変わるという言葉が印象に残り、私の人生のヒント、助けになる講演会となりました。

  •  パラリンピックを通して、少しでも多くの人に障がいについて知ってもらい、どんな人でも生きがいを見つけて楽しく生活ができるような世界になって欲しいと思いました。
     今度のパラリンピックを必ず見て、家族みんなで秦選手を応援します!