学校行事報告
令和6年度修業式
2025/3/24
本日の修業式に先立ち、表彰式が行われました。今回の表彰では、バドミントン、女子バスケットボール、ソフトテニス、女子バレーボール、合唱部、書道部、モーグルなど、多岐にわたる部活動等で優秀な成績を収めた生徒が表彰されました。彼らは、日々の練習と努力を惜しまず、素晴らしい成果を挙げました。
これらの生徒たちの努力と成果は、学校全体にとって誇りとなるものです。表彰を受けた生徒一人ひとりの姿に、仲間たちからの温かい拍手が贈られ、その瞬間、同門として誇らしさを感じるとともに、他の生徒たちも刺激を受けたことと思います。
その後の修業式では、校長から「大切なことに出会う準備を」という言葉を受けて、さらなる成長に向けた激励がありました。表彰式での輝かしい瞬間が、今後の生徒たちの更なる挑戦と成長の原動力となることを心から願っています。
短い春休みではありますが、新年度に向けてスタートダッシュを切れるよう、心身を磨く時間にあてましょう。
第77回 令和6年度卒業式
本日、2025年3月3日、私たちの学校において第77回卒業式を挙行いたしました。
【卒業証書授与】
昨年は女子高最後の卒業式を迎え、今年は共学となって初めての卒業生を送り出すことができました。
【校長式辞】
昨日までは穏やかな日が続いていましたが、本日は一転、雨から雪へと空模様が変わり、舞い落ちる雪が白桜に見える美しい光景となりました。
【3学年担任】
総合家庭科41名、普通科228名、計269名の生徒が第一期生として、それぞれの新たな道へと歩み出しました。
【同窓会長式辞】
これまで本校の教育に多大なるご理解とご協力を賜りました保護者の皆様、学校関係者の皆様に心より感謝申し上げます。そして、今後も本校の更なる発展にご協力を賜りますようお願い申し上げます。
【PTA会長式辞】
また、在校生にとっては、卒業生の姿を見守る中で、1年後の自分がどのように成長しているか、そしてどう成長するべきかを深く考える大切な時間となりました。
【在校生送辞】
【卒業生答辞】
卒業生一人一人の未来が輝かしいものでありますように、心から願っております。
令和6年度専門学校等御下賜金記念生徒表彰式・意見発表会
令和7年2月14日(金)本校会場に栃木県産業教育振興会主催『令和6年度専門学校等御下賜金記念生徒表彰式・意見発表会』が行われました。
総合家庭科の1・2年次生が、案内や受付など受賞者、ご来賓の皆様をお迎えし、式の運営に携わらせていただきました。
受賞された皆様、おめでとうございます!!
普段の総合家庭科の様子については☆こちらから☆ご覧ください
総合的な探究の時間発表
2年次生の総合的な探究の時間における全体発表を実施しました。
1年次生にとっては、来年度自分たちも発表を行うことを見据え、先輩方の研究内容を学ぶ貴重な機会となりました。発表の内容は以下の通りです。
分野1:人文・社会・教育 「地域活性化」
分野2:国際 「きれいな水を届けたい!」
分野3:美術・文化 「ユニバーサルデザインとポップ」
分野4:法律・政治・経済 「AIと著作権の関わり」
分野5:工業・情報 「AIによる教師の声の学習と応用」
分野6:医療・看護・保険・福祉 「1400兆分の1の私たち」
合わせて、計7つの発表が行われました。
発表終了後、審査員の方々からは、発表内容における論理の飛躍や、聴衆に分かりやすく結論を示す話法、仮説設定の重要性など、多角的な視点から貴重なご指摘をいただきました。また、最も印象的だったのは、「自分たちが取り組んだ探究活動について、学年で最も詳しく知っているという自信を持つこと」の重要性と、普段の勉強とは異なる探究活動を通じて得られる経験の素晴らしさに関する励ましの言葉でした。
この経験を通じて、日常生活の中で自分の関心を深め、新たな探究の糸口を見つけることができるよう、引き続き学びを深めていきましょう。
【保健体育科】クラス内ミニ駅伝大会
2学期最後の授業でミニ駅伝大会を実施しました
校内の1㎞の周回コースを1人1㎞で襷をつなぎました!!
寒さに負けず、チーム一丸となって完走しました!
2か月間の長距離走の授業で長い距離を走り込んだ成果が見られました
ナイスラン!!!!!!
季節にあわせた調理実習♪
令和6年度高校生の交通問題を考える会シンポジウム
令和6年11月14日(木)宇都宮北高校にて、「令和6年度高校生の交通問題を考える会シンポジウム」が開催されました。
その中で、本校2年生3名が考案した
「ヘルメット 努力義務でも かぶろっと」
というスローガンが市内高等学校代表スローガンとして表彰されました。
来賓の方々からは、高校生らしさが表れており、さらに「努力義務でも被ろう」という前向きにとらえている点を評価していただきました。
このスローガンは来年度の交通安全啓発用ポスターに掲載されます。
この機会に今一度本校でも高校生の交通問題解決に向け、それぞれができることに取り組んでいきたいと思います。
交通安全講話実施
2024/10/29
自転車の交通安全講話を開催し、日頃から目にする「危険な運転」が引き起こす結末について深く考える機会となりました。今回はプロのスタントの方々にご協力いただき、スマホを操作しながらの運転、傘さし運転、二人乗りといった日常に潜む危険行為が実際にどのような事故に繋がるのかをリアルに演じていただきました。
スタントの方々の真に迫る演技を目の当たりにし、「自分は大丈夫」という油断や「少しぐらいなら」といった軽い気持ちがどれほど危険なものであるかを実感しました。この講話を通じて、ほんの一瞬の不注意が取り返しのつかない事故に繋がる恐ろしさを改めて共有することができました。全ての人が安全に自転車を利用できる社会を目指し、また一人ひとりが交通ルールを守り、命を守る行動をとるよう強く願っています。
さんフェアとちぎ2024大会開催!!
さんフェアとちぎ2024『第34回全国産業教育フェア栃木大会』がライトキューブ、マロニエプラザ、パルティ他5つの会場で開催されました。
本校の生徒は、発表部の進行役として全国からの高校生を迎え入れ、司会・案内等活躍しました。また、生徒実行委員として開・閉会式、交流活動など会場を大いに盛り上げました。
全体会場の様子です。生徒実行委員会による閉会式!
発表部も皆様をお迎えする準備真っ最中!
いよいよスタートしました!
1つ1つ丁寧に…司会頑張ります!
令和6年度修学旅行 最終日
いよいよ修学旅行の最終日。朝の光が京都の街を優しく包み込み、クラス別行動でそれぞれのエリアへと出発します。
生徒たちは少しずつ旅の終わりを意識し始めましたが、それでも一歩一歩をかみしめるように歩きました。
八つ橋作り体験ではきれいな木の香りが漂う和やかな雰囲気の中、職人さんに教わりながら米粉を練り、形を整え、一枚一枚に心を込めて作る過程で、八つ橋がただの「菓子」ではなく、歴史と風土に根ざした文化の一部であることを実感しました。
「ししゅうやかた」では、色糸を針に通し、一針一針慎重に刺していく作業が続きました。その瞬間だけに集中することで、心が穏やかに澄んでいくのを感じました。刺繍という作業には、完成を急がず、一歩一歩を大切にすることの大切さが現れています。自分が選んだ色糸が布に形を成していく喜びと、完成したときの達成感は、まさに京都文化の奥深さそのものでした。
京都らしさが色濃く映る「丸益西村屋」では、和紙に染めを施す体験を行いました。和紙の繊細な肌触りに触れ、職人さんの指導のもと、自分の個性を反映させながら模様を染め上げていきました。色が和紙にじんわりと染み込んでいく様子には、目には見えない心の彩りもまた映し出されているようで、一人ひとりが静かに自己を表現する時間となりました。
世界遺産にも登録される二条城は、壮麗な歴史建築が私たちを迎えてくれました。大政奉還が行われた場所として歴史的な意義を持つこの城は、単なる観光名所を超え、日本の過去と向き合う場所でもあります。煌びやかな装飾や広大な庭園を前にしたとき、日本の歴史と自然の調和に改めて心を動かされ、学んだ歴史が生き生きと息づいているように感じました。
静かな寺院で行われた座禅体験では、自分と向き合う静寂な時間が流れました。目を閉じて呼吸を整え、無心になることを目指しましたが、心はすぐに揺れ動きます。何度も繰り返し呼吸に意識を向けることで、少しずつ心が静まり、自然と自分の内面に向き合えるようになりました。現代の忙しさから離れ、心を清める座禅の経験は、普段の生活での思考の変化にもつながり、心を整える大切さを学びました。
学問の神様である菅原道真公を祀る北野天満宮での昇殿参拝は、静粛で厳かな雰囲気の中で行われました。参拝の際には未来への祈りを込め、自分の志を胸に刻みました。日本の伝統を守る神社の厳かさと、訪れる人々の思いがひとつに交わるその場に立つことで、古くから続く祈りの力と、日本の信仰文化の奥深さに触れることができました。
安達くみひも体験は繊細な糸を巧みに編んでいくこの伝統技術は、根気と集中力を要するものでした。一本の糸が、無数の手の動きを経てやがて美しい模様を作り出す過程は、自分の手から生まれる美しさを直に感じられる瞬間でした。伝統の技を身近に感じられるだけでなく、自分自身を信じて作品を生み出すことの大切さも学びました。
夕暮れ時、宇都宮に近づくと修学旅行の思い出が鮮やかに蘇りました。友達と笑い合った瞬間や感動を共有した時間、一人ひとりの胸に刻まれた経験は、今後の人生の中でふとした時に思い出される宝物となるでしょう。
旅の終わりを迎えながらも、この京都での学びと出会いを心に残し、それぞれが見つめた京都の風景や手にした経験が、これからの成長の一助となると信じています。