令和7年度マレーシア研修③サラワク文化村&セメンゴ野生動物センター訪問
研修3日目はサラワク文化村とセメンゴ野生動物センターを訪問しました。
今回訪問しているサラワク州には26以上の先住民族が暮らしており、サラワク文化村はその内代表的な7つの民族の住居などを復元した体験型施設です。各住居や施設を一軒ずつ回りながら各部族の自然と共生する知恵の詰まった文化を学びました。
イバン族は竹を使って数日で丈夫な橋を作り上げてしまうそうです。再現した橋は参加者全員で渡ってもびくともしませんでした。
ビダユ族は高床式のロングハウスに居住します。暑さをしのげる広いロングハウス内でビダユ族の方のダンスを猫とともに楽しみました。また、伝統的な布織の様子も見ることができました。
ムルット族は2本の竹の間で竹に挟まらないようにステップを踏むマグナティップ(バンブーダンス)で有名な部族です。私たちもこのバンブーダンスを体験させていただきました。
そしてこのサラワクの少数民族の伝統舞踊ショーで各民族の個性溢れる踊りや迫力満点のパフォーマンスを観劇しました。その中で本校の参加者の1名が指名を受け、狩猟採集を生業とするプナン族の吹き矢を使った風船割りに挑戦しました。結果はなんと二発目で見事的中!記念に吹き矢の矢をプレゼントされました。
最後には全員ステージ上に招待され、伝統舞踊をみんなで楽しく踊りました。
昼食はサラワク文化村にあるレストランにて先住民族の伝統的な食事を堪能しました。日本では珍しい素材を使った料理ばかりでしたが、自然な味付けでおいしく食べることができました。
午後は弱った動物や違法に飼育されていた動物など(特にオランウータン)の野生復帰を支援するセメンゴ野生動物センターを訪問しました。
現在オランウータンは施設内では保護されておらず、半野生に戻ったオランウータンへの一日2回の餌付けが行われています。この餌付けのタイミングで訪れたのですが、残念ながら今回はその姿を見ることはできませんでした。しかし、これはオランウータンが自分で餌を見つけることができているということであり、野生復帰が進んでいる証拠です。残念ではありますが、自然との関わり方についてあらためて考えさせられました。
夕食はホテル内のレストランにてラマダン明けの豪華な夕食、ブカプアサ(イフタール)を楽しみました。レストラン内のムスリムの方々は決められた時間になるまで食事に手をつけず、ラマダンの終了を告げる太鼓の合図とともに一斉に食事を開始します。私たちも簡易的にですが、その文化を体験させていただきました。
本日の研修も全員健康に終了することができました。
明日はマタン野生動物センターを訪問します。
本日は会えなかったオランウータンに会えることを願います。