平成24年度 大学出張講座
平成24年9月8日(土)に2年生を対象とした大学出張講座を実施しました。今年度は国立大4校、私大4校あわせて8大学から10名の先生方をお招きし、2年生対象に模擬授業を行っていただきました。大学と同じように授業は90分で行われました。生徒たちにとっては初めて体験する長時間の授業でしたが、各会場で多くの生徒たちが熱心に講義に耳を傾け、メモをとる姿が見られました。授業アンケートの結果を見ると、概ね良好で、「面白かったか」「進路に関心がわいたか」「勉強になったか」の質問に対して、どの講座においても肯定的な回答が9割以上見られました。「進路に以前より関心が持てるようになった」や「授業内容が密度が濃く、興味深かった」といった意見も多数見られました。進路指導部では、自己の進路をより深く考える機会として来年度以降もこの行事を継続していきたいと考えております。
アンケート感想(抜粋)
1.大学では、物事のよしあしを決めるのではなく、客観的に考えることが大事なのだと思った。
2.表現を悪いと捉えるのではなく、言葉が出来る歴史的な流れを考えたり、言葉の性質を考えることは面白いと感じた。
3.結構難しかったが、みんなで意見を出し合って授業をうけて面白かった。授業を面白くうけるためには、「集中」することが必要であることが分かった。
4.カラスにはいままで悪いイメージを持っていたが、今回の授業をうけて、知能の高さをあらためて知り驚いた。町で見かける黄色いゴミ袋は紫外線をカットしていることも初めて知った。
5.今まで言語学に興味はなかったが、この講義を聴いて興味を持ちました。進路の幅が広がったかなと思った。
6.バーチャルリアリティについては全然知らなかったが、講義をきいて興味を持った。特に触覚のハプティックデバイスに対して感動することばかりだった。Phantom Omniでの体験ができ楽しかった。
7.講師の先生の大学に興味が湧いてきました。講師の先生の話を参考にして、進学する大学選びを慎重に考えていきたと思いました。
8.今まで看護師を志望していましたが、言語聴覚や作業療法の仕事にも興味が湧きました。どの職業にも大きな責任が伴い、重要だと思いましたが、患者さんが元気になった姿は大きな喜びになると思った。
9.管理栄養士を目指しているので、今回の講義はとても興味深いものだった。就職先が病院や学校だけでなく、官公庁や会社にもあると知り、参考になった。
10.中学生の時より筋肉と脂肪がついてしまい、ダイエットを考えていたが、無理なダイエットは行わずに、筋力を維持するためにこれからはタンパク質を中心に食事をしようと思った。
11.日本語教育に対するイメージがあまりわかなかったが、講義をきいて外国の人々に日本語を教えてみたいと思った。日本語は難しい言葉だと思っていたが、実際はそうではないことを知って驚いた。
12.漠然としか日本語に興味を持っていなかったが、講義をきいてあらためて興味を持った。日本語を教えることも面白いと思った。日本語教育の分野も視野に入れて自己の進路を考えていきたいと思った。
13.自己紹介を英語でやることになりとても緊張したが、楽しく授業を受けられた。英語に対して苦手意識があったが、少し好きになれそうに感じた。少し自信がもてたような気がした。
14.前向きで明るい講義だった。英語で発表するためのコツやポイントを先生から聞いて、英語に限らないことだと感じ、将来に役立つと思った。英語は完璧が重要なのではなく、自分の気持ちが相手に伝わることが最も重要なことだと気がついた。