学校通信

2学期終業式が行われました。

 今日は2学期の最終日です。終業式に先立ち、表彰伝達式が行われました。

文化部・運動部関係の多くの生徒が立派な成果を収め、校長先生より賞状等が

授与されました。おめでとうございます。続いて校長先生からの式辞があり、

特に「言葉のもつ力」について、かつての人からの言葉に救われたご自身の体

験をもとに、誰かのために発せられた温かな言葉の大切さについてお話しいた

だきました。みなさんの心に響くお話でした。また、いよいよ受験を間近に控え

た3年生に対しエールが送られました。北高生の可能性は本当に無限大、最後

まで全力を尽くしましょう!

 それでは皆さん、また3学期にお会いしましょう。

                 

1学年 基礎学力養成講座

令和5年12月7日(木)、14日(木)の放課後に希望者を対象とした基礎学力養成講座が行われました。7日は数学を対象に60名以上が参加し、14日は英語を対象に40名以上が参加しました。教育クラウドサービス(Classi)を用いて、自分が目指すランクを設定し、その中で自分が解けなかった問題を演習するやり方を学ぶといった内容でした。どの生徒もスマホの画面に集中して学習に取り組んでいました。

生徒の皆さん、隙間時間を有効に使い、日々の学習に取り組みましょう!

  

第1学年 出張講義<企業人編>

 令和5年11月15日(水)の6、7時間目に1学年の生徒を対象とした出張講義<企業人編>が行われました。宇都宮市を中心に県内各地で活躍する10名の講師の方々の貴重な話を伺うことができました。企業人の取り組みや考え方を知り、将来の職業や大学の学部学科を考えるとても良い機会となりました。普段の授業とは違い、実際の仕事の様子を間近で見たりすることで、生徒たちは様々な意見交換をしたり、今後の進路選択に向けて真剣に話を聞いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

留学生送別式

11月1日(水)、短期留学生として10月10日から11月2日までの期間、オークランド(ニュージーランドの海沿いの主要都市)から本校にやってきた、ジェイ・ウオルズ君の送別式を全校生で行いました。

ジェイ君は1年6組に所属し、様々な活動を本校生と共に行いました。部活動では書道部に入り、楷書が好きということで、「花」「華」「喜」「友」など、ジェイ君の好きな漢字を、部員の助けを借りながら楷書で見事に書き上げたようでした。

送別式でジェイ君は、『くまのプーさん』から次の言葉を引用し、別れの挨拶としました。

「さよならを言いたくない人がいるなんて、ぼくはなんて幸せ者なんだ。」

短期間でしたが、別れが寂しいということ。そしてそのように思うことができるほど充実した生活となったことを伝えてくれました。

校長先生と生徒代表から送迎の言葉があり、本校生の盛大な拍手に包まれ、式を終えました。

 

ポラリス基金講演会・STEAM教育推進事業『「はやぶさ」と「はやぶさ2」、その世界初の挑戦と成果』

 本校の教育目標の確実な達成に向け、同窓会等により寄附された基金により「ポラリス基金講演会」を毎年開催してまいりました。また本校では現在、県教育委員会から研究指定を受け、「STEAM教育※」に昨年度から取り組んでおり、本校独自の「STEAM教育」をより効果的に推進していくために、「小惑星探査機はやぶさ2」プロジェクトのミッションマネージャーを務められた本県出身のJAXA理学博士吉川真先生を講師としてお招きし、下記の通り、講演会を開催しました。 

            記

  1 日 時   令和5年10月25日(水) 13:30~15:00

  2 会 場   本校東体育館

  3 講 師   吉川 真(まこと) 様
            国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)

           宇宙科学研究所(ISAS)宇宙機応用工学研究系准教授

           小惑星探査機はやぶさ2ミッションマネージャー
           理学博士  栃木県出身
   
  4 演 題   『「はやぶさ」と「はやぶさ2」、その世界初の挑戦と成果』

  講演会には多くの保護者の方も来校されるなど、盛大な講演会となりました。吉川先生の講演を通して、3億km離れた遙か遠い小惑星「イトカワ」や「リュウグウ」に思いをはせながら、一人一人の生徒達の心のなかには「挑戦し続ける大切さ」という大きな灯火がともったのではないかと思います。

 現在、グローバル化の進展とともに高度情報通信技術が急速に発展していく現代の社会状況を踏まえ、それらに的確に対応できる資質・能力を育成していくことが喫緊の課題となっています。本校では、学校教育のあらゆる機会を活用して、その推進に努めていきたいと思います。
 
 最後になりましたが、この講演会開催に向けてご尽力いただきました四(あ)十(い)物(もの)同窓会長をはじめとする同窓会の方々に心から感謝申し上げます。

 梅澤校長先生による講師紹介

吉川先生の講演の様子

 

吉川先生からいただいた色紙 

※ STEAM教育(スティーム教育)

 AIやIoTなどの急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日、文系・理系といった枠にとらわれず、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成が求められています。
 文部科学省では、STEAM教育(Science:科学、Technology:技術、Engineering:工学(ものづくり)、Art:芸術、Mathematics:数学)として、各教科等での学習を 実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。