学校通信

ポラリス基金講演会・STEAM教育推進事業『「はやぶさ」と「はやぶさ2」、その世界初の挑戦と成果』

 本校の教育目標の確実な達成に向け、同窓会等により寄附された基金により「ポラリス基金講演会」を毎年開催してまいりました。また本校では現在、県教育委員会から研究指定を受け、「STEAM教育※」に昨年度から取り組んでおり、本校独自の「STEAM教育」をより効果的に推進していくために、「小惑星探査機はやぶさ2」プロジェクトのミッションマネージャーを務められた本県出身のJAXA理学博士吉川真先生を講師としてお招きし、下記の通り、講演会を開催しました。 

            記

  1 日 時   令和5年10月25日(水) 13:30~15:00

  2 会 場   本校東体育館

  3 講 師   吉川 真(まこと) 様
            国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)

           宇宙科学研究所(ISAS)宇宙機応用工学研究系准教授

           小惑星探査機はやぶさ2ミッションマネージャー
           理学博士  栃木県出身
   
  4 演 題   『「はやぶさ」と「はやぶさ2」、その世界初の挑戦と成果』

  講演会には多くの保護者の方も来校されるなど、盛大な講演会となりました。吉川先生の講演を通して、3億km離れた遙か遠い小惑星「イトカワ」や「リュウグウ」に思いをはせながら、一人一人の生徒達の心のなかには「挑戦し続ける大切さ」という大きな灯火がともったのではないかと思います。

 現在、グローバル化の進展とともに高度情報通信技術が急速に発展していく現代の社会状況を踏まえ、それらに的確に対応できる資質・能力を育成していくことが喫緊の課題となっています。本校では、学校教育のあらゆる機会を活用して、その推進に努めていきたいと思います。
 
 最後になりましたが、この講演会開催に向けてご尽力いただきました四(あ)十(い)物(もの)同窓会長をはじめとする同窓会の方々に心から感謝申し上げます。

 梅澤校長先生による講師紹介

吉川先生の講演の様子

 

吉川先生からいただいた色紙 

※ STEAM教育(スティーム教育)

 AIやIoTなどの急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日、文系・理系といった枠にとらわれず、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成が求められています。
 文部科学省では、STEAM教育(Science:科学、Technology:技術、Engineering:工学(ものづくり)、Art:芸術、Mathematics:数学)として、各教科等での学習を 実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。

令和5年度 南米とのオンライン交流会

9月23日(土)北高生12名と南米(ブラジル、パラグアイ)の高校生7名とのオンライン交流会を実施しました。お互いの学校を紹介した全体会の後、各グループに分かれて、それぞれの高校生活や将来のことについて意見交換を行いました。日本の裏側(時差12時間)に住む同世代の高校生との交流会と通して、南米の国々も身近に感じられたようで、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 

アジア学院との交流会

 令和5年10月18日(水)の6、7時間目に1年生を対象としたアジア学院との交流会が行われました。

 6時間目は各教室で数名のアジア学院生から母国についての説明を聞き、その後はIEA委員を中心に英語で質問をするなどコミュニケーションをとってきました。

 7時間目は東体育館で、本校チアリーディング部とダンス部から歓迎のパフォーマンスを行いました。その後、アジア学院生による歌とダンスの披露があり、最後は本校生と一丸となり大きな輪を作ってみんなで踊りました。

 放課後は一部のアジア学院生が残り、IEC部の生徒とも交流をしていきました。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年度 のざわ特別支援学校との交流会

 10月5日(木)13:30~、昨年度に引き続き、のざわ特別支援学校との交流会を開催しました。今年度は生徒会役員とJRC部員が参加し昨年度よりも多い人数で積極的に取り組むことが出来ました。実施内容としては、パラリンピックの種目でもある「ボッチャ」を一緒に行いました。生徒たちは以前から興味があったこともあり、実際にプレーをしながらとても楽しそうに交流をしていました。この経験を通じて、障害の有無や年齢などに関わらずに共に取り組むことが出来るスポーツがあることを実感できました。この経験を活かし、今後の本校でのIEA活動においても、工夫を凝らして相手を理解し、自分のことを伝えるという姿勢を大事にしていきます。

受験メンタル講演会

3年生を対象に、受験メンタル講演会を実施いたしました。

 作新学院大学経営学部 教授 笠原 彰氏を講師に迎え、約50分間、受験生のメンタリティについてご講話いただきました。

 

 主な内容は、

受験期のメンタルと対処法

 話を聴く時のポイント

 やる気を回復するためのアプローチ

 メンタルと食事の関係

 科学的な瞑想法

 目標の立て方等

 

 具体的な事例や対処法を挙げながら、多岐にわたる内容を分かりやすく話していただき、生徒が熱心にメモを取りながら聞いている様子が伺えました。

今回の講話を一助に、今後の生徒の学校生活が充実したものとなるよう、教師一丸となってサポートしてまいります。