ブラウザのJavaScriptを有効にしてください
  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成21年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 7 子どものよさを引き出し、互いに認め合える関係を築くために
      ―Q-Uを活用したチーム支援を取り入れながら―
  • 鹿沼市立北小学校 若井田 知子
  • 内地留学生研究集録(39集)P31~P34
  •  子どものよさを引き出し、互いに認め合える関係を築くために、担任の支援として、「教育相談的かかわり」や「コーチング的かかわり」を意識した言葉かけと、形態を工夫し段階的に構成した心理教育的プログラムを実践し、内面へと働きかけていった。また、複数の教師でQ-Uの分析を行い、学級への対応策や個別に支援が必要な児童への支援策を検討し、情報を共有しながらチーム支援を実践した。この担任の支援とチーム支援によって、子ども自身が自分のよさや友達のよさに気づき、かかわりが深まることによって、認め合う関係ができることが分かった。またその関係ができたことで、自分のよさを発揮し、協力し合う学級集団へと成長していくことも分かってきた。これらのことから、それぞれの支援のよさや相互の関係性などが明らかになり、支援の有効性について確認することができた。




TOP