本部会では「創意ある学校経営と教育活動の推進」をテーマに、全校体制で授業力の向上に取り組んだ中学校の事例と、総合学科となるに当たり、地域と連携しながら学校の特色づくりに取り組んだ高等学校の事例が発表されました。
発表1 基礎学力の向上のために
-全校体制で取り組むしくみづくり-
全教職員が課題意識を共有するところから始まり、授業改善の具体策を設定し、共通理解の下、共通行動として徹底することにより、教員の授業力を向上させ、生徒の基礎学力の向上につなげた中学校の取組が紹介されました。
発表2 総合学科としての特色づくりと地域連携
学校が総合学科に改編されるに当たり、近隣の中学校の生徒にアンケートを行うなど、地域の声に耳を傾け、地域との交流活動を積極的に取り入れながら、特色ある教育活動を組織・実践してきた高等学校の取組が紹介されました。
講話 授業革新
-アクティブ・ラーニングによる学力向上を目指して -
最後に、宇都宮大学教育学部の皆川純男客員教授から、学校が組織全体で授業改善に取り組む必要性や取り組む際のポイントについて、二つの実践事例や御自身の経験から具体例を挙げながら分かりやすく解説いただきました。