二荒山神社
主な年間行事にはどのようなものがあるか

二荒山神社の年間行事表


1月15日 12月15日 春・冬渡祭(おたりや)
1月28日 5月28日 9月28日 太々神楽祈祷祭(だいだいかぐらきとうさい)
2月節分 厄難消除祈祷講祭(やくなんしょうじょきとうこうさい)
2月17日 祈年祭(きねんさい)
4月11日 花会祭(はなえさい)
5月15日 田舞祭(たまいさい)
7月15~20日 天王祭(てんのうさい)
10月21日 例祭(れいさい)〔秋山祭(あきやまさい)〕
10月最終土曜・日曜の両日 菊水祭(きくすいさい)
1月23日 新嘗祭(にいなめさい)

(1)菊水祭


流鏑馬


最初に、神官や参列者が杉の葉を束ねたもので身のけがれをはらう儀式(杉の葉神事)が行われます。

次は、馬場通りで、流鏑馬(やぶさめ)が行われます。

流鏑馬というのは、鎌倉時代(かまくらじだい)から、武士の間に流行した騎射の一つで、武者が馬に乗って走りながら、矢で3つの的を次々に射るものです。

現在は、1つの的だけで行われています。続いて、鳳輦神輿渡御(ほうれんみこしとぎょ)が行われます。


(2)田舞祭(たまいさい)

神官の祝詞(のりと)・田楽舞(でんがくまい)・玉串奉奠(たまぐしほうてん)の順に行われます。

田楽舞とは、平安時代の終わり頃、豊作を祈る舞としておこったと伝えられています。

田楽舞は、二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)の神領地であった堀米地区(ほりごめちく)〔現在の関堀町(せきぼりちょう)〕の6軒の農家によって代々受け継がれています。


(3)春・冬渡祭

夜中に、神輿の渡御、田楽舞奉納、お焚き上げなどが行われます。この日に参拝すると家内安全・健康・火災防止(かさいぼうし)にご利益があると言われています。


(4)天王祭

各町内から繰り出した子ども神輿が、神社鳥居横の仮殿前で親神輿と対面します。

そして、石段をかけのぼり、拝殿前でお祓い(おはらい)を受けた後、裏参道(うらさんどう)から各町内に戻ります。