栃木県の古墳
栃木県の古墳にはどのような特徴があるか

栃木県に何基の古墳があるのかははっきりしていません。

小型の物を含めると、数千基になると考えられ、そのほとんどが円墳(えんぷん)です。

栃木県でいちばん大きい古墳は、全長134mほどの吾妻古墳(あづまこふん)〔壬生町(みぶまち)・栃木市(とちぎし)〕です。

栃木県の古墳の中には、「下野型古墳(しもつけがたこふん)」と呼ばれる他の地域には見られない形の古墳があります。

特徴は、墳丘(ふんきゅう)の1段目の幅がとても広くなっていること、石室が後円部ではなく前方部にあること、石室に大谷石(おおやいし)など大型の石を使っていることなどです。