平成28年度 道徳専門研修

平成28年度 道徳専門研修 ~道徳の時間の授業づくり~ 研修報告
目  的道徳の時間の特質や基本的な指導過程を理解し、ねらいに迫るための授業づくりについて、演習を通して学ぶことで、授業力の向上を図る。
日  時平成28年8月12日(金) 9:30~16:00
対  象小学校、中学校、特別支援学校の道徳を担当する教員
研修内容1 講話「道徳の時間の指導の現状と課題」
2 研究協議・演習「道徳の時間の授業づくり」
講  師白鷗大学 講師 中山 和彦 氏
研修の様子

受講者の声
  • 今までの自分の授業は、分かったつもりのことを改めて言葉にさせているだけで、納得解を見つけることまでは到達できていませんでした。今後は、子どもたちが心から納得できるような授業づくりを目指したいと思います。
  • 班で協議をすることを通して、一つの教材について深く話し合うことの大切さを実感しました。学校でも、時間を惜しまず、他者の意見を積極的に取り入れ、子どもたちが多面的・多角的に考える機会を重視した授業づくりを行っていきたいと思います。
  • 道徳の評価は人格の形成に関わるので慎重に行わなければならないと思いました。子ども自身の肯定的な自己評価をベースに置くことができるように、子どもの視点で学びを創り、個人内評価でよさを見とれるように努めていきたいと思います。
研修担当者からの
メッセージ
 中山先生は、道徳科の実施に向けて、受講者の方に理解しておいてほしいことを、キーワードや単文で分かりやすく解説してくださいました。受講者の皆さんは、今までの道徳の時間の指導と比較して聴くことによって、強化すること、改めること、深めること等を具体的に考えることができたのではないでしょうか。
 中山先生は、「道徳科への準備と実施は、誰もが『当時者』になること ~一人の100歩より、100人の1歩を大切に~」とおっしゃいました。今回の学びを、学校全体に周知して、学校全体で道徳科の授業に取り組んでいってください。