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2017/09/07

平成29年度 新任教頭研修(小学校、中学校)第3日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成29年8月23日(水) 9:30~16:00
対  象小・中学校の新任教頭
研修内容1 講話・演習「学校の現状分析と対策の検討」
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
3 講話・演習「人材育成」
講  師株式会社HRインスティテュート常務取締役シニアコンサルタント 三坂 健 氏
県教委事務局総務課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話・演習「学校の現状分析と対策の検討」
講話・演習「人材育成」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度(職務を遂行する上で参考になりましたか)
 満足  不満足
 
研修満足度67.1%32.9%

1 講話・演習「学校の現状分析と対策の検討」
  【目標】
 自校の現状分析を通して、学校の特色や課題を把握し、学校経営計画作成に活かすための具体的な手がかりを得る。

【自校のよさを活かした学校経営や課題解決をするために参考になったことや実践してみたいことなど】

  • SWOT分析をすることは今までもやってはきたが、それを生かして具体策を考えるまではやっていなかったので、とても勉強になりました。
  • ビジョンの共有、目指す児童像達成のために、職員各々の実践が有効に機能し、それぞれが充実感を味わえるように尽力していきたいと感じました。
  • グループ協議により、それぞれの学校の実情や課題などが把握でき参考になりました。自分と同じ考えや新たな視点に触れることができて有意義でした。

2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
  【研修の目標】
 本県の人権教育への取組とその課題について理解し、各学校の実態に合わせた教頭としての人権教育推進の在り方を確認する。

【自校における人権教育を推進するために取り組みたいこと】

  • 人権教育の三指導である基底的指導・直接的指導・間接的指導をそれぞれ機能させられるよう、校内の人権教育体制を担当者と共に見直しを図っていきたいと思いました。
  • 定期的に「指導者チェックシート」を活用して、日ごろから人権感覚を高めていく必要を感じました。
  • 教職員自体が人権意識をさらに高め、言葉遣いを含め、同僚や生徒に対して、お互い尊重し合う雰囲気づくりをしていく必要があると感じました。
  • 校内研修等で、「人権教育推進の手引」を確認する機会を設けるなどして、人権意識の高揚を図っていきたいと思いました。
3 講話・演習「人材育成」
  【研修の目標】
 人材育成を進める上で、自校の教職員集団の成長や課題改善のための方策のヒントを得る。

【参考になったことや教頭として実践してみたいことなど】

  • 固定概念で考えてしまうことが多いことが分かりました。そのため、「ゼロベース思考」で考えることや、柔軟に考えることの必要性が分かりました。
  • 「悩む」を「考える」にできるよう、職員室内などの様子をよく見ていきたいと思いました。
  • これまで、発生型の問題解決が多かったことに気付かされました。今後は学校教育目標の具現化に向けて、設定型問題解決に取り組もうと思いました。
  • 優れた行動や判断に対して、「承認」を与えることが必要不可欠であることが再認識できました。
  • 論理的に考えるときのピラミッド構造について学びました。これから話をするときはそれを意識して、理由も3つ考えていくように心がけていきたいと思いました。





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