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2017/05/25

平成29年度 新任教頭研修(小学校、中学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成29年4月24日(月) 9:30~16:00
対  象小・中学校の新任教頭
研修内容1 講話「新任教頭への期待」
2 講話「教頭に求められる資質・能力」
3 講話・研究協議「教職員評価制度について」
講  師県教委事務局教育次長 
県教委事務局教職員課副主幹兼管理主事
総合教育センター教育研修専門員
研修の様子
講話「新任教頭への期待」
講話「教頭に求められる資質・能力」
講話・研究協議「教職員評価制度について」
講話・研究協議「教職員評価制度について」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足  不満足
 
研修満足度88.7%11.3%


1 講話「新任教頭への期待」

  【研修の目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、教頭としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。

【教頭として発揮したいリーダーシップについて】

  • 常に広い視野で情報を得て校長の経営方針を理解し、その具現化に向けて教職員一人一人に声をかけるなど、リーダーシップを発揮していきたいです。
  • 校長の補佐として校長の示すビジョンを職員に具体化できるリーダーシップを発揮していこうと思います。
  • 補佐機能、調整機能、教育機能を充実させ、楽しく活気ある学校経営をしていきたいと考えました。そのためにも、率先垂範を心がけたいと思います。
  • 「学級担任は教室の教育環境、管理職は職員室の職場環境」という話が心に響きました。
  • 国や県の動きをとらえ、校長に情報を提供し、校長と共に学校を経営していきたいと思いました。
  • 職員室の担任として、教職員一人一人の把握と生き生きと生活できる環境づくりに努めていきたいと思いました。

2 講話「教頭に求められる資質・能力」
【研修の目標】
 教頭に求められる資質・能力や、管理職として果たすべき役割や在り方を理解する。

【心がけたい役割について】
  • 正しい判断をするために常に情報を集め、自分の考えをもって校長に情報を提供できるようにしたいと思いました。
  • 校長を補佐する立場であることを常に理解し、校長の経営方針の具現化に向けて努力していきたいと思いました。
  • 教職員が気持ちよく働けるよう学校環境整備や地域連携協力のベースを作るとともに、教師の資質を向上させられるよう、一人一人の教師に寄り添い、よい関係を構築していきたいと思いました。
  • 「経営者」「育成者」「教育者」という言葉を意識して行動できるようにしていきたいと思いました。
  • 先生方に信頼される教頭であることが第一と考えています。誠実に対応して先生方から信頼されることを目指したいと思いました。
3  講話・研究協議「教職員評価制度について」 
【研修の目標】
 管理職の立場で行う教職員評価について理解し、第一次評価者である教頭としての役割を確認する。

【教職員評価について重要だと思うことなど】
  • 普段からよい人間関係を築いておくこと。
  • 客観的な記録を積み重ねていくこと。
  • 当初面談において自己目標の確認と目標達成に向けた指導助言を責任を持って適切に行うこと。
  • 評価の原則や評定誤差の実践を十分留意していくこと。
  • 評価対象者に対し、120%ぐらいの適切な目標を考えさせること。

【評価者として心がけたいことなど】
  • 日々の観察・情報収集・対話により記録をしっかりと残すこと。
  • 信頼関係をしっかり築けるようにすること。
  • 対象者だけでなく関わる児童や保護者も含めて広い視野でよく観察し記録を蓄積すること。
  • 当初面談において、目標設定の妥当性、評価規準の設定について、よく話し合うこと。
  • 先生方とのコミュニケーションを大切にすること。
  • 人を評価するという覚悟をもつこと。





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