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2017/05/11

平成29年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成29年4月24日(月) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教頭
研修内容1 講話「新任教頭への期待」
2 講話「教頭の職務と学校経営」
3 講話・演習「教頭の職務と人事管理」
講  師県教委事務局教育次長
県教委事務局学校教育課長補佐
県教委事務局教職員課副主幹兼管理主事
研修の様子
講話「新任教頭への期待」
講話「教頭の職務と学校経営」
講話・演習「教頭の職務と人事管理」


研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足  不満足
 
満足度74.1%25.9%


1 講話「新任教頭への期待」

  【目標】
 本県教育の今日的課題を再認識するとともに、教頭としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 校長を補佐する立場として、伝達力、企画力を身に付け、校長の判断や決断の根拠となる情報の整理を心掛けたいと思います。また、職員室の担任として、教職員の健康状態を把握したり、校務上の悩みを相談されたりするような存在になるよう声かけを多くしたいと思います。
  • 現在、国では学習指導要領の改訂を含めた教育改革が進められています。国や県の動向を注視しながら学校の将来像を考えていかなければならないと思いました。
  • 危機管理意識を常に念頭におきながら、日常の業務の改善を行い、職員の多忙感を軽減する努力をしたいと思います。あらゆる不祥事の根源となる多忙で孤立となるような状況をなくせるように目配りをしたいと思います。

2 講話「教頭の職務と学校経営」
【研修の目標】
 国や本県の指導関係に関する諸課題と施策について理解を深める。また、特色ある学校づくり、開かれた学校づくり、学校組織の活性化など学校経営に関する教頭の役割について理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 国や県の施策を再確認し、現任校の状況がそれに合致しているかどうかを考えようと思います。学習指導要領の改正や入試改革の中で、現在の状況で対応できていない部分について、校長と共に考えていこうと思います。
  • 各専門学科のそれぞれの特長を伸ばすとともに、学科間の連携を高め、学校全体としての特色をより広く保護者や地域にPRしていこうと思います。
  • キャリア教育の視点から学力向上を図るという中に体験活動や探求活動が大切であるという内容がありました。知的障害対象の学校においても、社会的自立に向けた学びの中で応用して見直していきたいと思いました。
3  講話・演習「教頭の職務と人事管理」
【研修の目標】
 本県の服務関係の諸課題について理解を深めるとともに、法令等に基づいた適切な教育活動を展開するための教頭の職務と人事管理について理解する。

【講話・演習を終えての主な意見・感想】
  • 特に危機につながる学校組織の内部の原因に教職員の危機意識の希薄さ、問題があっても指摘しにくい職場の雰囲気があると説明を受けました。教職員の意識改善に向け、教頭としてのリーダーシップを発揮し、自分自身もすべての問題に耳を傾け風通しのよい学校づくりに心掛けていきたいと感じました。
  • 服務規程を十分に掌握しながら事あるときは速やかに対応したいと思います。教職員の日頃からの様子をしっかり観察し、メンタルヘルスなど、健康管理についても配慮したいと思います。
  • 危機管理マニュアルの見直しを行い、校外及び校内での学校行事の危機対応について再点検を行いたいと思います。





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