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2018/05/10

平成30年度 新任校長研修(小学校、中学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、総合的・実践的な学校経営能力の向上を図る。
日  時平成30年4月16日(月) 9:30~16:00
対  象小・中・義務教育学校の新任校長
研修内容1 講話「新任校長への期待」
2 講話「人権教育の推進と校長の役割」
3 講話・演習「学校経営と教育関係法規」
4 説明「障害者雇用促進法について」
5 講話・研究協議「教職員評価制度について」
講  師県教委事務局教育次長
県教委事務局総務課人権教育室長
県教委事務局教職員課長補佐
県教委事務局教職員課副主幹兼管理主事、管理主事
栃木労働局職業安定部職業対策課地方障害者雇用担当官
研修の様子
開講あいさつ講話「新任校長への期待」
講話「人権教育の推進と校長の役割」 
講話・演習「学校経営と教育関係法規」 
説明「障害者雇用促進法について」 
講話「教職員評価制度について」 
研究協議「教職員評価制度について」 
研究協議「教職員評価制度について」 

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
 満足  不満足
 
研修満足度83.2%16.8%--

1 講話「新任校長への期待」

【研修目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、校長としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 子どもにとっての最大の教育環境は人であり、教員にとっての最大の環境は管理職であることを常に心に留めて、学校経営をしていきたいと思いました。
  • 個々の教員の能力・適性をしっかり見極め、資質向上を目指した人材育成に努めていきたいと思います。
  • 命を守ることを第一に、危機管理意識を高め、人材経営者、育成者、教育者としての自分の役割を自覚して学校経営に臨みたいと思います。

2 講話「人権教育の推進と校長の役割」

【研修目標】
 学校における人権教育の推進について理解を深め、学校運営の責任者として果たすべき役割や在り方を理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 教職員の人権意識を高めるため、まずは教職員の言葉遣いから見直したいと思います。
  • 自尊感情の高い大人にしか自尊感情の高い子どもは育てられないという言葉が心に残りました。子どもも職員も自尊感情が高められるように、人権が尊重された雰囲気や環境づくりに取り組みたいです。
  • 人権教育を推進するにあたり、本県の人権教育の目標を十分理解した上で、本校の実態に応じた人権教育を実践しなければならないと改めて認識しました。
  • 「学校経営の基盤としての人権教育」という捉え方もあるということから、全教職員の人権感覚を磨き、常に学校全体で人権教育を推進していく必要があると思いました。
3 講話・演習「学校経営と教育関係法規」
【研修目標】
 法規の演習を通して、学校経営に関する法的裏付けを確認し、様々な問題や課題に対処し、円滑な学校運営ができるよう管理職としての資質を高める。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 学校における業務の全てが、法的根拠に基づいて行われていることを再認識できました。今後、学校経営を進めていく上で、関連する法規を確認しながら取り組んでいきたいと思います。
  • 「学校内の全てのことが校長職務に帰属する。」改めて、その責任の重さを感じました。よりよい学校づくりのためにも、危機管理、服務規律の確保に努めていきたいと思います。
  • 事故対応については、自身がこれまでに体験したことをと対応させながら、その時々の校長の動きを思い出し、「適切・迅速な対応のための重要ポイント」を忘れないようにしたいと思います。
4 講話・研究協議「教職員評価制度について」
【研修目標】
 教職員評価制度の趣旨や実施上の留意事項について確認し、評価者としての資質向上を図る。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 評価のための評価では、この評価制度の趣旨に合わないものとなってしまいます。本制度によって部下の教職員の資質・能力を育てていくのだという意識をもって評価していきたいです。
  • 先生方との信頼関係をしっかり形成すること、そして日々の職務内容をきちんと記録に残し、信頼性の高い評価を行うことの重要性を再認識しました。
  • 評価制度の趣旨を、事前によく理解してもらうことに努めたいと思います。また、面談が貴重な時間となるよう中身の濃い内容としたいので、日々、教職員との信頼関係の構築に努めていきたいです。





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