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2019/09/09

令和元(2019)年度 教頭2年目研修(小・中学校)第2日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。
日  時令和元(2019)年 8月 9日(金) 9:30~16:00
対  象小・中・義務教育学校の教頭経験2年目に該当する者
研修内容1 講話「学校経営と学校事務」
2 講話「教職員のメンタルヘルス」
3 講話「教育の質を高める環境づくり」
4 研究協議「学校組織マネジメント校内実践上の課題」
講  師医療関係者
連合教育会職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「学校経営と学校事務」
講話「教職員のメンタルヘルス」
研究協議「学校組織マネジメント校内実践上の課題」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足   不満足
 
研修満足度75.4%24.6%

1 講話「学校経営と学校事務」
  【研修目標】
 学校の財務を理解し、学校経営や教育活動を円滑に行うための有効かつ計画的な予算の執行について理解を深める。

【講話を通しての主な意見・感想】

  • 予算の執行から決算に至るまで危機管理意識を高くもち、チェック体制の整備、強化を図り、適正に執行できるよう努めたいと思います。
  • 事務職員とコミュニケーションを密にとり、情報交換・共有を図りながら、よりよい教育活動につなげるための有効かつ適切な予算執行を行っていきたいと思います。
  • 予算編成から執行、決算までのPDCAサイクルを意識した財務マネジメントを行うことにより、費用対効果の高い予算執行を行いたいと思います。

2 講話「教職員のメンタルヘルス」
  【研修目標】
 職場における教職員のメンタルヘルスについて理解を深め、管理職としての必要な知識を身に付ける。

【講話を通しての主な意見・感想】

  • 教職員が心身の健康を損なわないようにするために、日々の観察、会話を大切にし、一人一人の心身の状況に気を配っていきたいと思います。
  • 「私たちは一つの事実を自分のフィルターを通して見ている」という言葉が印象に残りました。受け止め方や考え方は人それぞれ違うことを念頭に置き、教職員と関わっていきたいと思います。
  • うつ病による休職の現状、リハビリの重要性、復職診断書の注意点、復職後の対応の仕方などがとても参考になりました。今後の対応に生かしたいと思います。

3 講話「教育の質を高める環境づくり」
【研修目標】
 学校における働き方改革の在り方について理解を深め、働き方改革の実現に向けての意欲を高める。

【講話を通しての主な意見・感想】
  • 教職員一人一人が当事者意識をもてるよう、小さく少なく実行することから始め、達成感や楽しさを味わうことを積み重ねていきたいと思います。
  • 働き方改革の目的を全教職員で共有し、推進プロジェクトチームを中心にボトムアップで改革を進め、本校の実態に即した業務改善を実行していきたいと思います。
  • 本県の勤務状況のデータから若手教員の働き方に配慮する必要があることが分かりました。若手教員一人一人の現状を把握し、効果的なサポートを考え、実行していきたいと思います。

4 研究協議「学校組織マネジメント校内実践上の課題」
【研修目標】
 学校組織マネジメント校内実践で感じられた手応えと課題や、日頃の教育活動の中で、管理職として向上させたい資質・能力等について協議することを通して、今後の方向性を確認するとともに課題解決に向けての手段を模索する。

【研究協議を通しての主な意見・感想】
  • 効果的な実践の基盤には、風通しのよい職場環境が不可欠であることを改めて認識しました。今後も教職員との円滑なコミュニケーションを心がけ、一丸となって課題解決に取り組んでいきたいと思います。
  • 管理職の資質として、切り換える力・俯瞰する力などの重要性に気付きました。自分に求められる役割をよく考え、校長のビジョンの具現化に向けて実践していきたいと思います。
  • 一人一人の教職員の特性を理解し、学校運営に個々の強みを生かし、弱みは組織でカバーしていく、そのような考えでチーム学校をつくり、チームで課題を解決していきたいと思います。







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