研修報告 >> 記事詳細

2019/09/19

令和元(2019)年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第3日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時令和元(2019)年 9月10日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教頭
研修内容1 講話「教頭の役割」
2 講話・演習「学校組織マネジメント校内実践に向けて」
3 講話・研究協議「自校での人材育成に向けて」
講  師県立学校長
総合教育センター職員
研修の様子
講話
「教頭の役割」
講話・演習
「学校組織マネジメント校内実践に向けて」
講話・研究協議
「自校での人材育成に向けて」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足   不満足
 
研修満足度73.7%26.3%

1 講話「教頭の役割」
  【目標】
 具体的な事例に基づき、学校経営、学校教育管理、人事管理など、校内でリーダーシップを発揮するための具体的な方策とその留意点など、校長が求める教頭の役割を理解する。

【講話を通しての主な意見・感想】

  • 校長の情報源として教頭の果たすべき役割が理解できました。事例を出していただきながら考える場面がありとても参考になりました。自身が単なる伝令役でなく、情報を整理して報告しつつ、校長が判断しやすいよう「さばく」ことが重要だと思いました。
  • 貴重な経験談は、今後教頭として参考になる点が多くありました。特に校長のサポート役として、校長とのコミュニケーションの大切さを感じました。校長のプランを実践する教頭の役割の重要性を再確認できました。
  • 校長にとって校内唯一の相談相手であることの自覚をもってあらゆる面で校長を補佐できるよう努めたいと思いました。そして、校長の学校経営ビジョンを具現化するため、本研修で学んだ具体的な方策の立て方や留意点を基に、リーダーシップを発揮していきたいと思います。

2 講話・演習「学校組織マネジメント校内実践に向けて」
  【目標】
 自校のミッションを明確にするとともに、現状を分析することによって自校の特色・課題を把握し、マネジメントに取り組む視点を得る。

【講話を通しての主な意見・感想】

  • 校長が示している教育方針や重点目標を具現化するために、SWOT分析等を行うことで、優先順位をつけて、いつまでに取り組むかなど「見える化」する必要性を感じました。
  • 他校のSWOT分析も参考にしつつ、自校の強みと弱みについて再確認することができました。自校の強みを生かしながら、教員が、同僚性の気持ちを持って、協力してやっていけるような組織作りを目指していきたいと思います。
  • 働き方改革は勤務時間の適正化を含め、組織としての仕事の質を向上させるところにポイントがあると思いました。また、優先順位も必要ですが、組織として最も力を発揮できる形などを熟議し、個人が力を発揮できるよう配慮していくことが大切だと思いました。

3 講話・研究協議「自校での人材育成に向けて」
【目標】
 人材育成を進める上で、自校の教職員集団の成長や課題改善のための方策のヒントを得る。

【講話を通しての主な意見・感想】
  • 自校の教職員組織の特徴を把握し、人材育成を効果的に進めたいと思います。具体的には、教職員面談を通した指導助言により、教職員一人一人の適性や能力に応じた目標管理等によって人材育成を図っていきたいと思います。
  • 話を聞く、共感することをベースに知りうる限りの情報を提供し、助言をすることが必要だと思うので、良好な人間関係を築きつつ高い目標を持てるよう取り組んでいきたいと思います。
  • 教職員評価で個人目標とした内容を意識して声かけをしていきたいです。専門員の先生から、頑張っている先生方をしっかり評価するという御助言を心に、今後先生方と接していきたいと思います。







11:05 | 専門研修1イ