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2019/06/18

令和元(2019)年度 新任教務主任研修(小・中学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的学校教育の当面する課題と教務主任としての職務について理解を深め、教務主任としての資質の向上を図る。
日  時令和元(2019)年5月21日(火) 9:30~16:00
対  象小学校、中学校、義務教育学校の新任教務主任
研修内容1 講話「今日的教育課題への対応」
2 講話「子どもたちの確かな学力の育成に向けて」
3 講話「教務主任に期待すること」
4 講話・演習「カリキュラム・マネジメント」
講  師県教委事務局義務教育課職員
総合教育センター職員
研修の様子
開講あいさつ
講話「今日的教育課題への対応」
講話「子どもたちの確かな学力の育成に向けて」
講話「教務主任に期待すること」

講話・演習「カリキュラム・マネジメント」


研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足   不満足
 
研修満足度78.7%20.6%0.7%


1 講話「今日的教育課題への対応」
  【研修の目標】
 今日的な教育課題について理解を深める。

【今後の職務に生かしていきたいことについて】


  • 加速度的に変化していく社会の中で、生き抜くことのできる児童・生徒の育成を目指していくために、いったいどのような力を身に付けさせていくのか、大変具体的に内容をつかむことができました。全教職員に周知し、研修を深めたいです。
  • 教育課程作成において、今年1年の流れ、行事等も含めた実践をPDCAサイクルで見直し、精選しながら、子どもたちに何を身に付けさせていくかということを見失うことなく生かしていきたいと思います。
  • 新学習指導要領の円滑な実施のために、中教審の答申をより深く理解したいです。そして、よりよい学校教育を通じてよりよい社会をつくるために、学校は地域社会との連携も図り、開かれた教育実践を推進していきたいです。

2 講話「子どもたちの確かな学力の育成に向けて」
  【研修の目標】
 本県児童生徒に見られる学習指導上の課題を理解するとともに、学校全体で課題を共有し、学力向上に取り組んでいく際の手がかりを得る。

【今後の職務に生かしていきたいことについて】


  • 子どもの学力向上、教師の指導力向上、組織力向上のため、学習指導主任とともに、学校の課題を明らかにして取り組んでいきたいです。
  • 昨年度の学力向上改善プランを確認し、学力検査結果から、取組の成果と課題を明らかにし、学校全体の課題を共有できるようにしたいです。
  • 正答率が上がっている学校は、学校全体で取り組んでいること、年度で途切れない取組をしているという話がとても参考になりました。学校の実態を把握し、子どもたちに身に付けさせたい力を校内で共有し、全校体制で取り組んでいきたいです。


3 講話「教務主任に期待すること」
【研修の目標】
 教務主任の役割を理解し、よりよい教育活動を目指して職務を遂行する意欲をもつ。

【今後の職務に生かしていきたいことについて】
  • 教務主任の法的根拠である「連絡調整」「指導・助言」について十分理解できました。「連絡・調整」では、縦と横のバランスをとり、円滑に学校教育活動が進むように努め、「指導・助言」では、サーバントリーダーとして支援的な立場に立って、信頼されるよう取り組んでいきたいです。
  • 縦と横の連絡調整を大切にし、人と人をつなぐ役割をしっかりと果たし、ミドルリーダーとしての自覚をもち、率先垂範の姿勢で職務に臨みたいと思います。
  • 「教務主任が動けば学校が動く」「調整力が鍵」という言葉を念頭に置きながら、望まれるリーダー像の実現に向けて努力していきたいです。

4 講話・演習「カリキュラム・マネジメント」
【研修の目標】
 カリキュラム・マネジメントの概要を理解する。

【今後の職務に生かしていきたいことについて】
  • これまでのカリキュラム・マネジメントの仕方を振り返り、もっと工夫をし、協力して行うことの大切さを改めて感じました。子どもたちへのよい影響につながるよう、職員が気持ちよく仕事ができる職場を目指したいです。
  • カリキュラム・マネジメントの3つの側面を念頭におきながら、教育課程の編成に取り組みたいです。全教職員で共有したり、役割分担したりして、効率よく継続的にマネジメントできるよう体制を整えていきたいです。
  • カリキュラム・マネジメントを全校で行っていくためには、先生方の研修と意識改革が必要だと思いました。カリキュラム・マネジメントの組織的な取組、PDCAサイクルを生かした、評価、改善を用いて、教育活動の質の向上に努めたいです。






09:59 | 専門研修1イ