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2022/05/10

令和4(2022)年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時令和4(2022)年 4月28日(木) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教頭
研修内容1 講話「新任教頭への期待」
2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
3 講話「教頭の職務と学校経営」
4 講話・演習「教頭の職務と人事管理」
講  師県教委事務局教育次長
県教委事務局総務課人権教育室副主幹
県教委事務局高校教育課人事担当課長補佐
県教委事務局高校教育課指導担当副主幹
研修の様子
講話「新任教頭への期待」
講話「人権教育の推進と教頭の役割」
講話「教頭の職務と学校経営」
講話・演習「教頭の職務と人事管理」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度(御自身のキャリアステージに応じた資質・能力の向上に役立つ内容でしたか)
 そう思う  そう思わない
 
研修満足度89.5%10.5%


1 講話「新任教頭への期待」
  【目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、教頭としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 学校の安全、危機管理については、「最悪を想定して最善を尽くす」という意識を全教職員で共有し、生徒の教育活動が安心・安全に進行していけるようにしていきたいです。
  • 教職員一人一人に目を向け、心身の健康に心を配り、教職員が能力を十分に発揮できるよう、管理職としての職務に取り組んでいきたいと考えました。
  • 「学校は教頭で変わる」ことはあり得ることだと思いました。教職員がやる気に満ち、明るい職場環境が保てるよう、リーダーシップを発揮していきたいと思いました。

2 講話「人権教育の推進と教頭の役割」
  【目標】
人権教育への取組とその課題について理解を深め、教頭としての人権教育を推進していく自覚をもつことができる。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • ヤングケアラー、外国人等人権教育に係る事案が多い現状を踏まえ、一つ一つの問題や課題の解決に向けて、教職員全体で検討し、その取組を通して教職員の人権教育に対する理解を深めていきたいです。
  • 人権教育の充実を図るため、職員会議等の場面を活用し、全教職員への研修の機会を検討したいです。また、環境整備についても人権教育の視点をもち取り組みたいと考えました。
  • 人権意識は日々の言動の中に常にあるべきものなので、折に触れ人権に関する話題の提供や日頃の言葉遣い等について注意喚起をしたいと思いました。

3 講話「教頭の職務と学校経営」
  【目標】
 国や本県の指導関係に関する諸課題と施策について理解を深める。また、特色ある学校づくり、開かれた学校づくり、学校組織の活性化など学校経営に関する教頭の役割について理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • スクールポリシーの検討に全教職員で取り組み、学校教育目標の具現化に向けた具体的方策について共通理解を図りながら、育てたい生徒像を明確にしたいと考えました。
  • 特色ある学校を目指し教職員一丸となり、キャリア教育の充実を図っていきたいと思います。地域とつながり、地域の協力を得ながら、地域資源の有効活用を組織的・計画的に進めていきたいです。
  • 自校の現状と課題を把握し、学校全体が組織として対応できているか確認し、校務分掌を含め、効果的に機能できるような組織作り、運営に努めたいです。

4 講話・演習「教頭の職務と人事管理」
  【目標】
 本県の服務関係の諸課題について理解を深めるとともに、法令等に基づいた適切な教育活動を展開するための教頭の職務と人事管理について理解する。

【講話・演習を通しての主な意見・感想】

  • 人事管理に関して、栃木県教育関係職員必携や管理運営問答集を活用して知識の定着を図りたいです。
  • 教頭の職務と役割をしっかり理解した上で、先生方の人事管理を行い、教職員の職務上の安全と健康の確保や服務規律の確保につなげていきたいと思います。そのためにも、教職員間のコミュニケーションを図りたいと考えました。
  • 服務規律に関する様々な規定について、詳細を確認し、理解を深めていきたいです。危機はどこにでも起きる可能性があると認識し、教職員や児童生徒が安心して教育活動を展開できる環境を整備していこうと思いました。






09:23 | 専門研修1イ