11月29日(金)、山あげ会館内の「あすなろパン工房風」を訪問しました。「あすなろ」は那須烏山市社会福祉協議会が運営する障がい福祉サービスの一つで、パン、ジャム、環境に優しい石けんなどを手がけて、利用者の方の就労を支援する活動を行っています。開店までにどのようなご苦労があったのかの他、島崎酒造の酒粕や栃木県産の小麦、国見のみかんなど材料は地産地消にこだわり、さらに那珂川町のパン工房と洋食研究家の音羽シェフの指導を受けるなど、材料にも作り方にもこだわった商品作りを目指していることが分かりました。毎日烏山高校にもパンを届けてくれています。これからもどうぞよろしくお願いします。
10月30日(水)、1年生「烏山学」の事前オリエンテーションを実施しました。相次ぐ台風の影響で、予定どおり実施できるかどうか危ぶまれる状況でしたが、多くの方々のご尽力で、今年度も無事実施することができました。生徒は全14プログラムの中から、自分の興味関心や進路希望に基づき1つを選び、それぞれの会場で外部講師の方の話を聞きました。「みんなで自然災害を考えよう」では、那須烏山市社会福祉協議会の方に、お忙しい合間をぬってお越しいただき、被害状況やボランティアセンターの活動状況など最新情報をお話しいただきました。明日のフィールドワークでは、災害ボランティアセンター立ち上げ訓練や、段ボールでベットやトイレなどを作る避難所設営体験などを実施します。
3年生で「烏山線を活かす」を選択した生徒たちは、6月のフィールドワーク実施後、外国人観光客に那須烏山をPRするための英語マップづくりを行ってきました。表面の地図は3年生の美術部員が担当し、裏面には生徒が考えた紹介文や用意した写真等が印刷されています。マップは、1年生「烏山学」で「外国人観光客に那須烏山をPRしよう」を選択した生徒たちが日光で外国人観光客にPRしてくる際、外国人観光客の方々に配りました。今後、細かいところに手を加えて修正し、マップを完成させていきます。
1学期に実施した3年生の「幻のカレーコロッケを復活させよう」では、目標としていた山あげ祭での販売が叶わず終わりました。そこで、何をどのようにクリアすれば販売が実現できるのか、販売実現を目指す<続編>に、新たに取り組むことにしました。その第1弾として、10月20日(日)に県庁で開催された「学生×地域づくり実践事例発表会」(主催協力:とちぎユースサポーターズネットワーク)に、有志生徒が参加しました。那須どうぶつ王国総支配人で、那須ブラーゼンや「なすべん」を手がけた鈴木和也氏をはじめ、地域づくりに取り組む大学生、高校生、社会人の実践報告を聞き、どんな事業であれ、事業には理念が大切であることを改めて学ぶことができました。今後も<続編>は続きます。
3月3日(土)、宇都宮大学で「若者とまちづくりシンポジウム」(主催:宇都宮市まちづくりセンターまちぴあ)が開催され、1年生が烏山学の実践報告を行いました。烏山高校の他、日光明峰高校も報告を行いました。発表後、宇都宮大学地域デザイン科学部の若園先生の司会のもと意見交換が行われ、茂木高校、宇都宮南高校、宇都宮工業高校など他校生徒の話も聞くことができ、生徒にとって良い刺激になりました。
1月17日(水)13時10分より烏山公民館で、1学年の生徒を対象に今年度から取り組みを始めた、地域課題解決型キャリア教育「烏山学」の全体発表会を、下記のとおり開催します。14プログラムそれぞれの代表者が発表します。どうぞご覧いただき、生徒たちの活動の様子を見守っていただければ幸いです。
12月22日(金)、「烏山学」で「道の駅なすからすやまをプランしよう」を選択した生徒と、まちづくり研究会の生徒3名が、市役所烏山庁舎で行われた受賞報告会に出席しました。これは12月2日(土)に帝京大学で開催された「学生&企業研究発表会」で、道の駅のプログラムを選択した生徒と、ご指導いただいた宇都宮共和大学の内藤先生のゼミの学生による共同研究と、まちづくり研究会が足利工業大学の福島先生と共同研究で取り組んでいる烏山線鉄道唱歌を活用した地域活性化の取り組みが、それぞれ「地域経済貢献賞」と、最高の「県知事賞」に次ぐ「関東経済産業局長賞」を受賞したのを受け、市長始め集まった一般市民の方々に、受賞を報告するものです。
多くの方々に支えられての受賞だと思います。ありがとうございました。
1月17日(水)、烏山公民館で他のプログラムと合わせ「烏山学全体発表会」を行います。後日、ホームページでご案内させていただきます。
11月19日(日)、烏山語りの会主催の「第11回発表会」に、先日のフィールドワークに出席できなかった生徒とまちづくり研究会の生徒が参加しました。準備や受付、司会進行等の運営に携わる一方、語りの会の民話を聞きました。那須烏山には多くの民話が残っていますが、その背景には民話を育んだ豊かな自然環境や人々の生活文化があること、そしてそれらを守ろうと活動する人々の努力があることなどを学びました。
10月26日(木)「烏山学」フィールドワークを実施し、1年生が各プログラムに分かれて終日校外で活動しました(一部のプログラムは校内で活動)。生徒たちはこれから2ヶ月間「情報」の時間を使って、各自の活動内容や感じた課題、そこから考えた提案などをプレゼンテーション資料にまとめ、発表します。同時に、プログラム1「烏山城と那須烏山の近代化遺産」に参加した生徒は、11月18日(土)に那須烏山で実施される「駅からハイキング」で近代化遺産の解説を担当したり、プログラム3「那須烏山の食育を考える」で考えた学校給食の献立が、1月下旬に市内の学校給食で提供される日に合わせ、生徒が地元の中学校に行って食育についての説明を行ったりなど、「烏山学」での取り組みを他の地域連携活動にも繋げて、さらに活動を深めていきます。
1月17日(水)には「烏山学全体発表会」で代表者が発表します。どうぞご来校いただき、生徒の活動を見守っていただければと思います。