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「本を通した心のふれあい」体験談

募集要項



◆◆趣  旨◆◆
栃木県総合教育センターでは、本を通して人と人との「心のつながり」や「心のふれあい」が生まれた体験談を、冊子「本を通した心のふれあい」にまとめて県内の保育所、幼稚園、各学校及び図書館等の関係機関に配布します。また、当センターホームページでも紹介します。どしどし体験談をお寄せください。なお、原稿の募集は当センターホームページでも行っています。


◆◆応募要領◆◆
応募資格 栃木県内の園児・小学生・中学生・高校生とその保護者、学校や図書館等の教職員、
読書ボランティア等

応募題 自由とする
応募方法 郵送、ファックス、e-メール
作品内容 ・ 本や読書活動によって人と人との心のつながりやふれあいが生まれた体験談。(体験の例参照)
・ 本そのものを紹介することが目的ではありませんので、本の名称は書かなくても結構です。ただし、特定の本にまつわる体験談等の場合は、必要に応じて本の名称や作者名、出版社名等も書いてください。
・ 応募作品は未発表作品に限ります。

文字数 ・ 1行目に題名を書き、2行目は空白にして、3行目から本文を書いてください。
・ 作文の最後に、氏名、{必要に応じて学校名、(勤務先)、学年(年齢)、職名、住所等}を書いてください。
*匿名(氏名をださないこと)希望の場合は、その旨をご記入ください。

応募期間 平成16年6月15日(火)〜平成16年9月17日(金)
その他 ・ 応募作品は返却しません。著作権は当センターに帰属します。
・ 原稿は、添削することもあります。
・ 応募者多数の場合は、作品を選考したうえで冊子に掲載します。また、当センターホームページでも紹介します。


◆◆応募先◆◆
〒320‐0002 宇都宮市瓦谷町1070 
栃木県総合教育センター 研究調査部 「本を通した心のふれあい」体験談募集係
TEL 028-665-7204
FAX 028-665-7303
E-mail: dokusyo2004@tochigi-c.ed.jp
 ←メールで送るときはここをクリック
募集要項PDF版のダウンロードは下の枠をクリックしてください(プリントして配布する場合にご利用ください)




 

◆◆このような体験をしたことはありませんか?◆◆

◆体験の例◆
(小学生の例)
ぼくは家でゲームをすることが多く、本はほとんど読みませんでした。ある日、学校の宿題で親子読書をしたときに、ぼくが選んだ本をお父さんも子どものころ夢中で読んだと言いました。その話をした後は、お父さんがよく本屋につれていってくれるようになりました。また、本を読んでお父さんと感想を話し合うことも多くなりました。
 
(小学生の例)
今年の4月に転校生が来ました。最初は、友達もいなく、休み時間もいつも一人でさびしそうでした。ある日、ぼくが読んだことがある本を一人でぽつんと読んでいたので、思い切って「その本ぼくも読んだことがあるよ。」と話しかけたら、その友達も「ぼくもこのシリーズの本よく読むんだ。」と、答えてくれました。それから、その友達とはよく話をするようになりました。
 
(中学生・高校生の例)
修学旅行のグループ行動の際に、小説『○○』の舞台となった所に、小説ゆかりの人物との出会いを期待して出かけました。残念ながら探し求めていた人に会うことはできませんでしたが、近所に住むお年寄りと出会い、小説についての話を聞くことができました。小説『○○』のゆかりの人の温かさに触れることができて、とても思い出に残る修学旅行になりました。
 
(中学生・高校生の例)
「学校図書館だより」の推薦図書コーナーに、図書委員として自分の愛読書の紹介文を書きました。たよりが配られた日には推薦した図書が貸し出されていて、貸し出しの予約待ちも4件になっていました。ある日、私が当番で図書館のカウンターにいたら、名前も顔も知らない生徒から「あの本よかったよ。」と声をかけられました。私の記事を読んでくれただけでなく、本も読んでくれて、感動を共有できたことがとてもうれしかったです。
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(教師・図書館司書の例)
ほとんど本を読まない児童が、「何を読んだらいいかわからない。」というので、「私もとっても感動した本よ。」と『○○』を勧めました。数日後、その児童が目を輝かせてやってきて、楽しそうに感想を話し始めたのです。そして他の本も紹介して欲しいと言ってきました。それ以来図書館の常連になりました。
 
(教師・図書館司書の例)
朝の読書の導入に際しては、学校5日制に伴う授業時間削減の中で反対も多く、なかなか職員の理解が得られなかったが、校長の一声でとにかくやってみることになった。実施後しばらくして生徒の生活ぶりに落ち着きが見られるようになり、図書の貸し出し数も増えた。こうした生徒の変容に、当初導入に反対した職員が、今は良き理解者となって、HRや授業で図書館を積極的に利用してくれている。
 
(読書ボランティアの例)
読書ボランティアとして、読み聞かせの活動を続けたところ、本嫌いだった子どもが本好きになり、毎回読み聞かせを楽しみに待っていてくれるようになりました。
  
(読書ボランティアの例)
点字翻訳や朗読テープ作りのボランティア活動を通して、目の不自由な方との交流が生まれ、人のために役に立つ喜びを知りました。
 
(保護者の例)
子どもの頃、親が月に一度買ってきてくれた『○○』を、兄弟で争うようにして読んだことを覚えています。大人になって、今度は我が子に同じ本を買い与えて、一緒に読んでいます。自分に本を買ってきてくれた親の思いを、自分が親になって初めて分かったような気がします。
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