調査研究
- 情報モラル指導資料
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パソコンや携帯電話の利用の低年齢化とともに、児童生徒のコミュニケーション手段は以前とは大きく変化してきています。このような状況の中、インターネット上でのコミュニケーションのトラブルによる事件・事故が起きています。
これまでのインターネットにからむ事件・事故の要因として、保護者自身のインターネット経験が少ないことや、子どもの利用実態についてあまり把握していないことなどがあげられています。 - A.実際に起きたインターネットにからむ事件・事故
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2003年2月16日 中2男子が小3児童へ掲示板で殺人予告 2003年2月18日 中3男子がネットオークション詐欺で逮捕 2004年3月 1日 中2女子が援助交際書き込みで書類送検 2004年6月 1日 小6女子が同級生殺害 - B.家庭でのインターネットの利用について話し合いましょう
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子どもがインターネットを使うとき親が一緒にいるか?
子どもが閲覧した内容をチェックしているか?
日本PTA全国協議会アンケート調査(平成15年11~12月)より作成
このアンケートの結果から、家庭でのインターネット利用については、保護者は子どもと一緒には利用していないこと、閲覧の内容をチェックしていないことがわかります。別の質問では、約7割の子どもが「保護者は何も言わず自由に使わせてくれる」と回答しているなど、子どものインターネット利用が放任状態になっている家庭が多いことがわかります。
家庭へのインターネット普及率は77%(2年間で20%増)
・・・・・しかし、インターネットについてよく知っている親はわずか15%でした。 - C.携帯電話からのインターネット利用の実態
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携帯電話の所持率
中高生の携帯電話の利用形態
警視庁青少年の意識・行動と携帯電話に関する調査研究(平成15年9~11月)より作成
このアンケートの結果から、中学生や高校生の携帯電話所持率が高いことがわかります。特に高校生は91.6%という高い所持率でした。また、携帯電話は、電話機能だけではなく、メールやホームページ閲覧など、インターネット機能を利用している割合も高いことがわかります。
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