平成１７年度 栃木県教育研究発表大会 学校経営部会 概要
学校の自己評価に関する研究
足利市立教育研究所 村田 正幸
足利市立教育研究所 足利市立小俣小学校 尾花 亘
本研究は，開かれた学校づくりに努め学校教育の充実・改善が図れるよう，これからの学校評価の在り方について，具体的，実践的な研究をとおして明らかにしようとしたものである。
研究の推進に当たっては，学校評価は児童の指導に生かすためにあるとの共通認識の下，全教職員で議論・検討し，内部評価・外部評価をとおして全教育活動の改善を図ることとしている。
研究内容としては，その年度の経営の重点に対応する重点教育活動に焦点を当て，年度始めに教育計画と一体化した評価計画を作成し，次の改善までの見通しをもった教育活動を展開することで，いかにＰ・Ｄ・Ｃ・Ａのマネジメントサイクルを有効に機能させるかということを中核にしている。具体的には，学校全体が組織体として機能するための学校自己評価全体計画を作成し，「どの項目について，だれが，いつ，どのような方法で」評価するのかを明確にし，より実践的な学校評価の研究となるように取り組んだものである。
