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平成17年度 栃木県教育研究発表大会 学級経営部会 概要

おたがいの良さを認め合い、仲良く助け合う児童の育成

〜 Q − U等を生かした学級経営を通して 〜

大田原市立湯津上小学校 大金 稔
大田原市立湯津上小学校 矢口 晃之

 本校は、栃木県教育委員、大田原市教育委員会より平成16、17年度の人権教育研究学校の指定を受け、「おたがいの良さを認め合い,仲良く助け合う児童の育成」を研究主題とし、これまで研究実践を重ねてきた。研究主題に迫るためには、まず、児童一人一人が「居がい感」のもてる学級経営を意図していかなければならないと考えた。そのためには、自分がかけがえのない存在であると認識できるよう自尊感情を高めるとともに、自分と同じように相手もかけがえのない存在であると認識することを基盤として学級経営を行う必要があると考えた。
 そこで、児童の意識やクラスへの満足感、学級集団の状態を理解するために「Q−U」を実施した。また、児童の自尊感情の高まりをとらえるために、「自尊感情5領域テスト」「自己・他者肯定感テスト」を実施した。そして、これらのテストから得られた学級や個人のデータや分析の結果を次のような実践に生かした。
   〇基底的指導に配慮した教科指導
   〇ソーシャルスキルトレーニング、構成的グループエンカウンターとの関連を図った学級活動や道徳教育の授業
   〇様々な交流活動や集団活動

 

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