平成17年度 栃木県教育研究発表大会 児童・生徒指導部会 概要
児童理解とその支援
宇都宮市立緑が丘小学校 大類 賢治
学級の中で児童が引き起こす問題行動の背景は、多様になってきている。それらの対応は学級担任のみでは難しくなってきているのが現状である。また問題を起こす児童だけでなく、学級に属する他の児童が学級生活に満足感をもつような人間関係づくりも重要視されなければならない。本校では、児童指導について特別な研究を行っていないが、日常の中で行っている児童理解の方法と支援について紹介したい。その中でも、次の項目について、その方法や、成果、課題について具体的な事例を挙げながら説明する。また児童指導と特別支援教育との関わりについても考えていきたい。
(1) 特別な支援が必要な児童に対するチーム支援
(2) Q−Uを用いた学級のアセスメント