平成17年度 栃木県教育研究発表大会 環境教育部会 概要
シンポジウム
「外部連携を活用した学校ビオトープ」について
野木町立新橋小学校 小野寺 初江
藤岡町立藤岡第二中学校 若菜 誠
県立栃木女子高等学校 川俣 將世
元わたらせ未来基金世話役 谷 雅人
近年、公園整備や自然環境保全などの一環としてビオトープを整備する動きが盛んである。教育現場では、すでにビオトープを設置し学習に生かしている学校もあれば、これから設置しようと考えている学校も多い。しかし、学校には設置のためのノウハウ、資材、機材、資金などの資源は乏しく、実現はなかなか難しいという現状がある。
今回はシンポジウム形式で、渡良瀬遊水地に関係する学校ビオトープを設置している三つの学校の関係職員と、外部人材としてビオトープ設立とその後の学習の支援に積極的に関わっていただいた方をそれぞれ招き、学校におけるビオトープ設置の意義や経過と現状、実践内容や成果と課題等についての発表をもとに討論いただく。また、会場との意見交換を行い、学校における外部連携を活用した学校ビオトープの在り方についての理解を深めたい。