平成19年度 栃木県教育研究発表大会 キャリア教育部会 概要
キャリア教育の視点からの教育活動の見直し（中学校）
－発達段階に応じたキャリア諸能力の育成を目標とした連携の在り方－
栃木市立栃木西中学校 山中 亮
「生きる力」の育成や「キャリア教育」への取組の重要性が示され、各校においては、体験学習を積極的に取り入れている。しかし、学年行事・単発完結型では、ただ体験しただけで終わってしまう。義務教育９年間と高等学校３年間の中で、総合的な生きる力としての「職業観・勤労観」をどう育成するのか。小・中・高等学校の連携を踏まえた中学校における取組を発表する。さらに、キャリア教育の発想を教科指導に生かしたり、「総合的な学習の時間」の活動内容の整理・再検討を視野に入れたりして、キャリア教育の視点から、これからの異校種連携や地域連携の在り方、校内行事の系統性についても考えていきたい。また、「勤労体験学習」と、関ブロ進路指導大会公開授業で実施した「若き職業人との交流会」や「専門高校出前授業」等を紹介するとともに、従来型の校内組織や、校外組織との連携の在り方など、成果や課題について協議したい。
