とちぎ学びの杜 ホーム

栃木県総合教育センター

お問い合せサイトマップ
生涯学習 教職員研修 調査研究 教育相談 幼児教育 展覧会 リンク
ホーム > 調査研究 > 平成19年度 栃木県教育研究発表大会 > 概要

平成19年度栃木県教育研究発表大会 英語部会Ⅱ(中・高)

ポストリーディング活動を通じての表現力の向上に関する研究

- 4技能を有機的に融合させる指導を目指して -

県立高根沢高等学校  河上 恵太

 英語が面白いと感じるのはどういうときかと生徒に尋ねると、読むことに関しては、教科書をスラスラと読めたときや教科書の英語がわかったときと回答し、書くことに関しては、基本的なことを英語で書けたとき、また普段日本語で考えていることを英語で書けたときと、大半の生徒が回答する。また、英語が好きだと感じている生徒にその理由について尋ねると、自分の英語が相手に伝わったとき面白いと感じたりうれしいと感じたりすると答える生徒が多い。
 高等学校の英語Ⅰもしくは英語Ⅱの授業においては、4技能をバランスよく習得することが目標とされているが、英文読解や英文理解に偏重してしまうことが多い。その結果、たとえ読むことができても英語ができるようになったという達成感が得られないことが多くなってしまう。
 ここでは、語句や構文や段落構成をインプットとして学ぶだけでなく、習得した知識を用いて表現活動を行うことで生徒に達成感をもたせ、英語がわかるようになったという充足感をもたせる指導の工夫改善の具体的な取組の様子と成果等について発表する。

 一覧に戻る

センター案内