平成19年度 栃木県教育研究発表大会 情報教育部会 概要
学校ホームページの活用に関する調査研究について
総合教育センター 研究調査部 髙野 寿映
学校ホームページは年々その開設率が上昇しており、インターネットを活用して学校の情報を保護者や地域社会に伝え、「開かれた学校づくり」のために活用する学校も増えてきている。
総合教育センターでは、本年度の調査研究事業において、「開かれた学校づくりを推進するための学校ホームページの活用に関する調査研究」を行った。この調査研究では、各学校のホームページの実態を把握するとともに、これまでの各機関の研究成果や実績から学校ホームページ運営に適しているとされているCMS(Contents Management System)を活用した。研究では、小・中・高等学校それぞれ2校ずつの協力を得て、児童・生徒のプライバシーを守りながら「開かれた学校」にふさわしい学校ホームページのモデルを作成し、実際の運営の中で、学校ホームページの新たな可能性やその効果を検証した。これまでの研究の成果と今後の課題について発表する。