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平成19年度 栃木県教育研究発表大会 心の教育部会 概要

生徒が関わり合いを求める授業

- 社会科における「話し合い」の授業を通して -

野木町立野木中学校  大嶋 正克

 一般に授業では、子どもの学力向上を目指すことが求められている。そのために膨大な知識を蓄え、必要に応じて即座に取り出せるようにしたり、1秒でも早く計算や命題が導き出せるための訓練が繰り返される。だが、そうした教師の要求に応えられるからといって、その児童・生徒が、世の中のために行為する大人に育つとは限らない。「公民的資質の基礎を養う」ことを目標に掲げた社会科は、まさにその命題を背負った教科である。
 社会に責任を果たす人となるために必要なのは、知識やスキルだけではなく、その場その時の状況において互いを認め、信じ合える関係をつくろうと努めることにこそあるのではないか。ここでは、「話し合い」によって生徒が互いに関わり合おうとする実践例を紹介し、望ましい人間関係を授業で育てることについて考えていきたい。

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