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平成19年度栃木県教育研究発表大会 国語部会(中・高) 概要

読書生活に導く国語科読書指導計画

- 授業と読書と生活を結ぶ -

那須塩原市立黒磯中学校  矢野 勝昭

 2001年12月に発表された「OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2000年調査国際結果の要約」によると、日本の15歳の「趣味で読書をしない生徒」の割合は55.0%と参加国中で最も高かった。そのような状況を踏まえ、日本でも「子どもの読書活動の推進に関する法律」が公布・施行され、様々な取組が行われるようになってきている。本校でも9年間、朝の読書を続けてきているが、朝の読書に取り組めない生徒の存在、読んでいる本の内容等の課題が残されていた。そこで、本校の生徒の読書の実態を調査するとともに、中学生期の読書指導で国語科がどのような役割を果たすべきかを考え、読書指導全体計画を立てた。計画では、授業として「読み聞かせ」「読書へのアニマシオン」「読書紹介リーフレット作り」「付箋式味見読書」「図書館オリエンテーリング」等を位置付け、朝の読書、学校図書館利用と結びつけ、読書を生活の中に位置付ける取組を行っている。

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