平成19年度栃木県教育研究発表大会 理科部会(中・高) 概要
高等学校における教科指導の充実に関する調査研究
- 学ぶ手応えを実感できる理科の授業の展開を目指して -
県立那須清峰高等学校 伊藤 純
県立石橋高等学校 福田 秀樹
県立今市高等学校 篠原 林奈
総合教育センター 研修部 阿久津 浩
〃 手塚 貴志
研究調査部 小川 浩昭
「学ぶ手応え」が実感できる理科の授業展開のための教材開発や指導上のポイントについて、物理、化学、生物の3分野の研究の成果を実践例を中心に発表する。
物理分野については、「運動とエネルギー」をテーマに、パソコンのマウスに簡単な改造を施して物体の速度・加速度を測定する実験を行うことによって、運動とエネルギーに関する法則が成り立っていることを実感させ、概念を身につけさせるための教材や指導法の開発を行った。
化学分野については、「イオン」をテーマに、直接目で見ることのできないイオンを具体的にイメージできるような教材や教具の開発および指導法の開発を行った。
生物分野については、「植物」をテーマに、身近にある教材生物を、限られた時間の中で効果的に取り上げる工夫を指導事例としてまとめた。