平成20年度 栃木県教育研究発表大会
キャリア教育部会
小・中・高等学校の取組を基にした協議を通して、キャリア教育の意義について確認するとともに、育成を目指す子どもたちの将来像の設定や、学校間や地域との連携などのキャリア教育活動を充実させるための在り方や方策について考えた発表が行われ、有意義な部会となりました。
シンポジウムで話題になったこと
- マイチャレンジ(職場体験学習)の成果やその検証について、生徒や協力いただいた事業所等で確認し合っていくことが大切でしょう。
- 「とりあえず」という言葉で、子どもの進路選択を先延ばしにしてはいませんか。キャリア教育を通して、子どもたちのキャリアを積み上げて行くことが大切だと思います。
- 先生と生徒、学校と家庭、親と子、それぞれもっと遠慮のないコミュニケーションが、キャリア教育のかぎとなるのではないでしょうか。
参加者の感想 -発表について-
- 各校がそれぞれ研究課題に取り組み、成果が得られていることがすばらしい。レベルの高い内容だった。
- 小中連携について大変興味があります。体験活動ジョイントの指定研究3年間が終わり、児童生徒がどのように成長していくか興味があります。総合的な学習の時間が削減されますが、今後の取り組みに期待しています。欲を言えば小学校の立場からの発表もほしかった。
- 工業、農業高校での取り組みの技術の高さや、その素晴らしさ、努力を知ることができました。
- 現場の実践がよく見えた。興味深い発表だった。内容の濃い発表だった。
- 小中学校での取組が丁寧に行われていることがわかりました。
参加者の感想 -シンポジウムについて-
- シンポジウムの方法が取り入れられていてよい。実践していく過程での声が大切だと思った。
- 司会進行がうまく、わかりやすかった。
- 実践発表の前の説明とシンポジウムのまとめが効果的であった。また、短時間であったにもかかわらず保護者代表の方や部会参加者の意見をうまく取り上げていた。
- 新しい発見があった。