栃木県教育研究所の算数・数学科研究部会での研究成果を踏まえ，中学校数学科，高等学校数学科における活用する力の基礎・基本を保証する授業について，中学校と高等学校から実践事例をもとに発表されました。また，総合教育センターでの高等学校における教科指導の充実に関する調査研究において，「分かる授業」の実践に取り組まれた成果について発表されました。最後に栃木県教育委員会事務局学校教育課の山岸一裕先生に総括した指導助言をいただき、有意義な部会となりました。

発表１　中学校数学科における活用する力の基礎･基本を保証する授業

　中学校２学年で取り組んだ，１次関数の利用を環境問題と関連づけた授業実践について発表がありました。

発表２　高等学校数学科における活用する力の基礎・基本を保証する授業

　高校１学年で取り組んだ，三平方の定理をもとに，余弦定理の証明を多様な方法で考察していく授業実践について発表がありました。

発表３　高等学校数学科における教科指導の充実に関する調査研究

　高校１学年で取り組んだ，場合の数の学習における「分かる授業」の実践について発表がありました。