校内研修部会では、「授業力向上を図る校内研修の在り方」をテーマのもと、大平町教育研究所、真岡市立長沼中学校、栃木市教育研究所からの研究発表と研究協議が行われました。

発表１　　「授業力向上を図る研修の在り方」

　大平町教育研究所からは、「授業力向上を図る研修の在り方」と題して、授業力向上部会の設置や教科指導員等、教育研究所としての取組、教員を対象とした同僚性や授業研究についての意識調査、授業力向上を目指した町内の小中学校６校の具体的な取組について発表がありました。

発表２　　「伝え合い、つなぎ合う教師集団をめざして」
　　　　　　－授業研究会を中心にしたわかる授業の実践－

　真岡市立長沼中学校からは、「確かな学力をはぐくむ学習指導を目指した校内研修」と題して、学力向上のために約２年間にわたって授業研究会の充実に取り組んできた様子及びその成果と課題について説明がありました。

発表３　　「 同僚性を高める校内研修の試みについて」
　　　　　　－校内研修とそれを支援する教育研究所の在り方－

　栃木市教育研究所からは「同僚性を高める校内研修の試みについて」と題して、栃木市立栃木第三小学校の実践を紹介しながら、栃木市内の各小中学校を支援する教育研究所の機能について紹介がありました。

研究協議

　後半の、宇都宮大学教育学部教授の松本敏先生の進行による研究協議では、前半の３つの発表について記入したいただいた参加者の感想や質問等を踏まえて、校内研修を充実させる上でのポイントや課題について活発な意見交換が行われました。