学校日誌

【現職教育】発達支持的生徒指導について

10月28日(火)15:30~16:40、栃木県総合教育センター研究調査部より 近藤 康弘 部長、稲本 綾 指導主事にお越しいただき、「生徒指導提要を踏まえた生徒指導・学習指導の在り方」というテーマで現職教育を実施しました。 

令和4年12月の「生徒指導提要」改訂を受け、本校では昨年度12月にも同テーマでの現職教育を実施しています。そのときは「支える」指導への変化を全体的に学ぶ内容でした。

今回は学習指導の場面に照準を絞り、まず講話をいただいてから、授業の中で「安心・安全な風土の醸成」「共感的な人間関係の育成」「自己決定の場の提供」「自己存在感の感受」にどのように取り組んでいるか・取り組みたいかについてグループワークを行いました。

 

講話の様子

 

 

グループワークの様子

 

参加者からは、以下のような感想が寄せられました。

・生徒指導についての認識をアップデートできた。学習指導の場面で生徒指導をしている、という意識はあまりなかったが、当たり前のことを当たり前にすることも生徒指導であるということがわかった。

・グループワークで、学習指導場面での生徒指導について4つの領域に分けて考えた際、全領域にまたがる指導もあり、1つの工夫や手立てが、生徒に複数の効果を生み出すことが分かった。

・生徒の良いところを見つける機会が少なくなっていた。主体性や自己肯定感、共感性を高めるための学習指導・生徒指導をしたい。

 

今回の研修で学んだこと、再認識したことを今後の学習指導・生徒指導に活かすとともに、教員の「専門職性」を高めるべく教員一人ひとりが自己研鑽に励んでいきたいと思います。近藤先生、稲本先生、ありがとうございました。