蒲生君平
蒲生君平(がもうくんぺい)とはどのような人物か


蒲生 君平 肖像画

江戸時代後期の儒学者です。祖先が会津藩主(あいづはんしゅ)蒲生氏郷(がもううじさと)であることを知り、蒲生の姓(せい)を名乗りました。
幼少より学問を好み、多くの先生に学び、全国の天皇陵(てんのうりょう)(天皇の墓とされる古墳)を調べて『山陵志(さんりょうし)』という本にまとめました。

蒲生君平は、『山陵志』の中で「前方後円墳」という用語を初めて用いました。
現在、前方後円墳は古墳時代を代表する古墳であり、教科書でもなじみの用語となっています。