河川の作用による地形
扇状地

地形の名称

扇状地


説明

河川によって形成され、谷口を頂点として平地に向かって扇状に開く半円錐形の砂礫堆積地(されきたいせきち)です。

現に形成されつつある扇状地を現成扇状地あるいは単に扇状地と呼び、河川の側刻により開析を受け扇状地形成に預かった河川の現河床面より一段と高い位置に存在するものを開析扇状地と呼びます。


とちぎの典型的な地形の場所(所在地)

今市扇状地(いまいちせんじょうち)〔日光市(にっこうし)〕

那須野ケ原(なすのがはら)〔大田原市(おおたわらし)・那須塩原市(なすしおばらし)・那須町(なすまち)〕


名称 地形の種類所在地
今市扇状地扇状地日光市(にっこうし)

日光市に広がる扇状地

奥日光(おくにっこう)から流れ出ている大谷川(だいやがわ)を中心に、日光市に広がる扇状地です。


地図画像を重ねた様子



名称 地形の種類所在地
那須野が原扇状地大田原市・那須塩原市・那須町

大規模な扇状地

那珂川(なかがわ)や蛇尾川(さびがわ)、箒川(ほうきがわ)流域に広がる大規模な扇状地です。


地形だけを表示してみると扇状地の形がよくわかります。