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平成26年度 数学専門研修(中)

平成26年度 算数専門研修・数学専門研修(中) 研修報告
目  的数学的な考え方の育成をめざした言語活動の在り方を理解し、指導力の向上を図る。
日  時平成26年8月11日(月) 9:30~16:00
対  象算数科、数学科(中)を担当する教員
研修内容1 講話「算数・数学科における現状と課題」
2 実践発表「言語活動を取り入れた授業実践」(小学校)(中学校)
3 研究協議「言語活動の充実に向けて」
4 講話「言語活動を生かした数学的な考え方の育成」
講  師小学校教諭
中学校教諭
総合教育センター職員
研修の様子

受講者の声
    【研修を受講した主な意見・感想】
  • 言語活動は、算数・数学科の目標を達成するための手段であることを再認識することができました。児童生徒にとってどのような学習効果があるのかを考慮し、今後の授業に取り組んでいきたいと思います。
  • 児童生徒の考え方に寄り添って授業を展開していくことが大切だと思いました。発言やつぶやきを取り上げて、話合いが深まるようにすることが教師の役割だと考えました。
  • 言語活動を充実させるためには、問題に興味をもつこと、そして、一人一人が自分の考えをしっかりともつことが大切だと思いました。児童生徒がどのように問題を解くのかをイメージして教材研究を行っていきたいと思います。
  • 思考力・表現力を育むために、児童生徒にとって「気付きのある授業」となるよう、言語活動を設定していくことの大切さを学びました。
研修担当者からのメッセージ
 実践発表「言語活動を取り入れた授業実践」では、学校課題に言語活動を位置付け、日頃から研究されている小学校、中学校の先生方から講話をいただきました。
 研究協議「言語活動の充実に向けて」では、先生方の授業実践資料を基に、言語活動の効果や問題点について活発な協議が行われました。
 実践発表も研究協議も、小・中学校合同で行うことを通して、言語活動だけではなく、授業についての相互理解が図れるよい機会となりました。
 言語活動は、算数・数学科の目標を達成するための手段です。単元・単位時間の目標を達成させるための手立て・学習活動を考え、適切な指導場面に必要な言語活動を位置付けていきましょう。
 児童生徒の数学的な考え方の育成を図るために、本研修での気付きや学びを、今後の授業づくりに生かしてほしいと思います。