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平成26年度 理科専門研修(中・高)

平成26年度 理科専門研修(中・高) ~地学分野の指導法~ 研修報告
目  的新学習指導要領の趣旨を踏まえ、中学校理科第2分野の地学的領域や高等学校の科目「地学基礎」においてよりよい授業を実践するために、観察・実験を中心に指導力の向上を図る。
日  時平成26年8月22日(金) 9:30~16:00
対  象中学校、高等学校、特別支援学校の理科教員
研修内容1 講話・実習「単元『地球と宇宙』に関する指導法」
2 講話「単元『地球と宇宙』の指導に向けて
  ~天体の観測技術や宇宙開発の視点から~」
講  師JAXA宇宙科学研究所 宇宙物理学研究系准教授 山村 一誠
総合教育センター職員
研修の様子

受講者の声
  • 生徒に地球のモデルを作製させることで、モデルを利用し、いろいろな天体の大きさや天体間の距離などに関して実感を伴った理解をさせたいと思います。
  • 理論的な説明から始めるのではなく、宇宙の美しさやスケールの大きさに触れることから始めることによって生徒の興味・関心が高まると思いました。
  • 紹介してもらった天体や人工衛星に関する動画や写真を積極的に取り入れた教材を作成して指導に生かしてみたいです。
  • 本研修で学んだ最先端の天体観測技術についての話を通して、生徒の興味を喚起させたいと思います。
  • JAXAの職員でなければ知り得ない貴重なエピソードを数多く聴くことができ、大変有意義な研修でした。
研修担当者からの
メッセージ
 前半は、総合教育センター指導主事が天体のモデル製作とモデルを用いた教材の活用方法や、指導に有効となる映像教材やシミュレーションソフトについて紹介しました。受講者の皆さんは、それぞれの校種での指導において、生徒の実態や目指す姿をイメージしながら教材づくりのヒントを探っている様子でした。
 後半は、JAXAで最先端の研究と開発に携わっている山村准教授に専門的かつ具体的な講話をいただきました。山村准教授にはJAXAで進めている各事業の裏話など、なかなか耳にすることができない内容まで御用意いただき、大変有意義な研修となりました。受講者の皆さんには、今回の講話内容をさらに深く理解した上で、生徒の興味・関心を高める教材づくりや新たな指導法の開発につなげていただけることを期待しています。