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2014/07/15

平成26年度 教頭2年目研修(高等学校、特別支援学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての見識を深め教育理念を構築するとともに、教頭の職務を理解し、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての基本的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成26年6月30日(月) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の2年目教頭
研修内容1 講話「教職員評価制度を活用した学校経営」
2 講話・演習「教職員評価制度を活用した人材育成」
3 講話「特別支援教育」
4 講話「教職員のメンタルヘルスケア」
講  師医療関係機関等職員
県立学校教員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「教職員評価制度を活用した学校経営」
講話・演習「教職員評価制度を活用した人材育成」
講話「特別支援教育」
講話「教職員のメンタルヘルスケア」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度61.1%38.9%

1 講話「教職員評価制度を活用した学校経営」

  【研修の目標】
 教職員評価制度の理解を深めるとともに、制度を活用した人材育成を図るための支援の在り方について、理解を深める。

【講話を聞いた主な意見・感想】

  • 人材育成の基本は授業力の向上だと再確認できました。教職員一人一人の授業力向上を図るために公開授業週間を設けるなど、学習指導部長や学年主任に働きかけてみたいと思いました。
  • 先生という人材は孤立しがちであるが、主幹教諭や部長、学年主任などを中心に輪をつくることにより、自分が行っていることの振り返りをさせることが大切であると感じました。
  • 面談を通して学校運営上の課題を把握するとともに、その解決・解消に向けてビジョンを明確にし、計画的・組織的に全職員で取り組んで行くことが職場における人材育成につながると思いました。

2 講話・演習「教職員評価制度を活用した人材育成」
【研修の目標】
 目標管理の下での教職員評価制度のシステムについて理解を深めるとともに、教職員の意欲、資質・能力の向上を図るための方策について考える。

【講話・演習を通しての主な意見・感想】
  • 評価をインセンティブにして働く教員ではなく、子どもの伸長や魅力ある学校づくりに努力する教員を育てていきたいと思いました。
  • 日頃から授業を見学したり職員室でも話をしやすくしたりする環境づくりに取り組もうと考えました。
  • 変化や成長・成果を言語化して伝える重要性を改めて感じ、実践しようと考えました。

3 講話「特別支援教育」
【研修の目標】
 高等学校における特別支援教育について理解するとともに、地域や学校の実態等を考慮し、特別支援教育コーディネーターを中心とした組織的に特別支援教育を推進する上での特別支援教育の在り方や管理職の役割を理解する。

【講話・演習を通しての主な意見・感想】
  • 特別支援学校においては、学部間の風通しを良くすることが大事であり、その学部間をつなぐことができるのは教頭の役割だと考えました。
  • 現職教育等を通して、教職員の意識改革から始めたいと考えました。
  • 特別支援教育コーディネーターを中心にSCを活用し、情報共有と支援への取組を組織的に理解することから着手しようと考えました。

4 講話「教職員のメンタルヘルスケア」
【研修の目標】
 職場における教職員のメンタルヘルスについて理解を深め、管理職として必要な知識を身に付ける。

【講話・演習を通しての主な意見・感想】
  • 管理職の一言の重さの意味は大きい。精一杯取り組んでいる教職員の一人一人に対して温かな眼差しと言葉かけを忘れずにやっていこうと思いました。
  • ラインケアの大切さを知るとともに、自分自身に与えられている責務の重みを痛感しました。一人一人に十分に目を向け、悩みをともに考え、ストレスのない職場を目指したいと思います。
  • 改めて教職員が精神疾患になる可能性の高さを認識しました。





09:54 | 専門研修1イ