目 的 | 授業の見方や授業研究会の進め方、学校全体での課題等の共有の方法などについて、講話及び演習を通して理解を深め、校内研修の充実を図る。 |
日 時 | 平成27年7月7日(火) 9:30~16:00 |
対 象 | 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校において、校内授業研究会の企画・立案を担当する教諭。また、校内研修や授業研究会の在り方について学びたいと考えている教諭等。 |
研修内容 | 1 講話・演習「校内研修の活性化に向けて~同僚性を高める授業研究会の在り方~」 2 【Aコース】講話・演習「効果的な授業研究会の在り方Ⅰ」 演習・講話「効果的な授業研究会の在り方Ⅱ」 【Bコース】講話・演習「校内研修改善の視点Ⅰ」 講話・演習「校内研修改善の視点Ⅱ」
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講 師 | 宇都宮大学大学院教授 松本 敏 氏 県教委事務局学校教育課職員 総合教育センター職員
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研修の様子 | 講話・演習 「校内研修の活性化に向けて ~同僚性を高める授業研究会の在り方~」 | 【Aコース】講話・演習 「効果的な授業研究会の在り方Ⅰ」 | 【Aコース】講話・演習 「効果的な授業研究会の在り方Ⅱ」 | 【Bコース】講話・演習 「校内研修改善の視点Ⅰ」 | 【Bコース】講話・演習 「校内研改善の視点Ⅱ」 |
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研修評価・振り返りシートから | 0 研修の満足度、研修へのニーズ ①満足度 | 満足 | | 不満足 |
1 講話・演習「校内研修の活性化に向けて~同僚性を高める授業研究会の在り方~」 【研修の目標】 校内研修の活性化に向けて、同僚性を高める校内の研修体制づくりについて理解を深める。 |
【感想や参考になったこと】
- 時代の流れに合わせ、学校も工場モデルから脱却しなければならないことを認識しました。教え込む教育ではなく、学ぶ力を身に付けられる教育を目指していきたいと思います。
- 授業研究を軸として学校全体を変えていこうという考え方が新鮮でした。
- 松本先生のお話を聞いて、学校に戻ってやるべきことがはっきりした気がします。特に、時間がない中で校内研修を行う工夫について、実践していきたいです。
- 研究授業は授業者の授業内容を見るものと思っていましたが、生徒の反応を見ることが中心であり、その視点で授業を見ると、授業研究会が大きく変わると感じました。
2 【Aコース】講話・演習「効果的な授業研究会の在り方Ⅰ・Ⅱ」 【研修の目標】 授業の見方や質の高い授業研究会の進め方、さらに授業改善への生かし方などについて理解する。 |
【感想や参考になったこと】 - 具体的な授業研究会の進め方について大変参考になりました。ワークショップ型の授業研究会を実施し、子どもの姿を通して授業改善をしていきたいと思いました。
- 演習の中で、プロンプターがどのように意見を引き出し、次に繋げていくのかがよく分かりました。自分がよいプロンプターになれるよう努力していきたいと思います。
- 演習の中で、「どんな授業が良い授業なのか。それを教員間で共有しているのか」という意見がありました。子どもたちに身に付けさせたい力、資質などをはっきりさせ、共有できるようにしたいと思います。
- 授業研究会で順番に附箋を貼っていくことで、一人一人が発言できることを認識できました。感じていた課題が研究会での発言の少なさ、偏りだったので、ぜひ実践したいと思います。
【Bコース】講話・演習「校内研修改善の視点Ⅰ・Ⅱ」 【研修の目標】 学校課題を明確に捉え、課題の解決に向けた方策を共有することの大切さを理解し、校内研修の充実に向けての意欲を高めることができる。 |
【感想や参考になったこと】 - 授業研究会後の振り返りの大切さを、先生方に分かってもらえるようにしたいと感じました。「明日からの自分の授業にどう生かすか」という項目を自校の振り返りシートに加えてみようと思います。
- 個人の課題を設定して研修に臨むことは、教師の学びにつながると感じました。子どもの学びの瞬間を自分の目でとらえていきたいと思います。
- 学習状況調査のデータの細かな見方や、その設問がなぜされたかが分かりました。早速データの活用を行いたいと思います。
- 学校課題の具現化や学力向上改善プラン作成でワークショップを行いたいと思っていたので、今回の研修で学んだ方法を実践してみようと思います。
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研修担当者からの メッセージ | 校内研修を活用して学校全体を変えることもできる。そんな可能性を感じることができた1日だったのではないでしょうか。各学校の実情に合わせて、校内研修をステップアップしていってください。 |