研修報告 >> 記事詳細

2016/09/20

平成28年度 新任係長級学校栄養職員研修 第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的係長級に即応した学校栄養職員としての職務に関する知識・技能・態度等を身に付け、学校給食の中核的職員としての意識の向上を図る。
日  時平成28年7月6日(水) 9:30~16:00
対  象新任主査に該当する学校栄養職員
研修内容1 講話「共同調理場の管理・運営」
2 講話・見学「衛生管理の実際」
3 研究協議「学校給食を生きた教材とするために」
4 講話・研究協議「係長級学校栄養職員としての役割」
講  師共同調理場長
小学校栄養教諭
県教委事務局健康福利課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「共同調理場の管理・運営」
講話・見学「衛生管理の実際」
研究協議「学校給食を生きた教材とするために」
講話・研究協議「係長級学校栄養職員としての役割」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度

 満足 
不満足
 
研修満足度50.0%50.0%


1 講話「共同調理場の管理・運営」

   【目標】
 共同調理場の管理・運営に関する種々のデータをもとに、学校給食に対する理解を深める。

  【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 最新の施設設備を備え、大勢の調理員さんが衛生区分に迷うことなく動ける配慮がなされていました。エアシャワー、エアーカーテン、ドックシェルター構造などハード面での設備がすばらしいと思いました。
  • アレルギー専用スペースや卵室など独立したスペースで衛生的な作業ができることが分かりました。動線がまっすぐになるように設定されているので、汚染の危険が少なく、見習いたいと思いました。

2 講話・見学「衛生管理の実際」

   【目標】
 衛生管理に関する現状と課題を踏まえた衛生管理の在り方を理解する。

  【講話・見学を通しての主な意見・感想】
  • 共通のマニュアルを作成して全員が理解して取り組めるような組織作りがなされていると思いました。ザルの色分けはもちろんですが、目で見て分かるようにするなど、小さなことから誰でも分かる手立てをする大切さを感じました。
  • 5千食もの大量調理だからこそ、事故が起きないように毎日の衛生管理を行うことの大切さを感じました。
  • 沢山の調理員一人一人に正しい知識を持ってもらうことが大切だと考えました。調理員だけでなく、学級での嘔吐対応など、先生方にも理解をいただくことも必要だと思いました。

3 研究協議「学校給食を生きた教材とするために」

   【目標】
 学校給食を生きた教材とするための工夫について協議を通して理解を深める。

  【研究協議を通しての主な意見・感想】
  • 料理ごとの食材料の分類についての献立表の作成をしたいです。また作成するだけでなくその後子どもの興味関心につながるように工夫していきたいと思います。
  • 給食時間が食育を行う大切な場ということを再認識しました。給食の時間にできる活動をもっと増やしていきたいと思いました。
  • 毎日の給食を生徒に意識させるため、献立をさらに工夫して、「オール地場産」や「郷土食」、「お話コラボ」などの実践例を取り入れたいと考えています。

4 講話・研究協議「係長級学校栄養職員としての役割」

   【目標】
 係長級学校栄養職員として期待される役割や求められる能力について理解を深め、係長級としての自覚を高める。

  【講話・研究協議を通しての主な意見・感想】
  • 自分が出来ていない事柄に気付き、やるべきことを改めて確認することが出来ました。今後は教職員に給食指導をより理解してもらえるよう、目的をもち年間指導計画の作成を進めていきたいです。
  • 残菜が多いという本校の給食に関する問題点の改善のため、献立の工夫や給食指導や委員会の充実などを実践していきたいと思いました。
  • 目先の仕事に追われる毎日ですが、計画的に事務処理を行い、先生方と連携を図り、給食の時間における指導及び委員会活動がより充実できるように取り組んでいきたいと思います。






09:25 | 専門研修1イ