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2017/07/10

平成29年度 新任校長研修(高等学校・特別支援学校)第2日

| by 栃木県総合教育センター
目  的校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時平成29年6月19日(月) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任校長
研修内容1 講話「学校の財務と事務室との連携」
2 講話「学校経営ビジョンの構築」
3 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
講  師県立学校事務長
総合教育センター職員
研修の様子
講話「学校の財務と事務室との連携」講話「学校経営ビジョンの構築」
研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度83.3%16.7%

 ②研修ニーズ

  • 危機管理の講話・演習
  • 教育相談に関する講話
  • 地域との連携・協働にかかわる講話

1 講話「学校の財務と事務室との連携」

  【研修の目標】
 事務室の業務、学校特有の財務について理解するとともに、事務室との連携の重要性を再確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • チーム学校としての考え方のもと、校長と事務長の間の信頼関係を築くことが何より大切だと思いました。その上で、情報を共有し、事務職員の仕事を常に配慮しつつ、学校運営を行っていくことを心掛けていきたいと思いました。
  • 事務職員の方の気持ちを理解することが大切だと思いました。そのために、月に一回は、校長、教頭(全、定)、事務長で4者会議を開き、事務の方の考えていることなどを聞くようにしたいと思います。
  • 事務長と連絡を密にとると同時に、事務室との心の連携を続けることが一番大切だと思いました。

2 講話「学校経営ビジョンの構築」
【研修の目標】
 自校の学校経営ビジョンを明確にし、実効策を模索する。

【講話を通しての主な意見・感想】
  • 学校経営ビジョン等、学校経営マネジメントについて、若手の教職員への理解を深めるために、校内研修を実施していきたいと思いました。
  • 年度当初に発表した運営方針の検証、見直しを基にしてビジョンを修正したいと思いました。
  • 教育目標が適切か、自分のビジョンが適切かを、新たな視点から再検討したいと思いました。

3 研究協議「学校経営上の課題とその解決に向けて」
【研修の目標】
 学校のビジョンとそれを実現するために工夫している点や課題、さらに、その他の学校経営上の課題について共通理解を図るとともに、校長としての的確な学校経営の手法を模索する。

【研究協議を通しての主な意見・感想】
  • 教員の授業力向上のための公開授業・研究授業を拡大したり、試験問題の作成能力を向上させたりすることで、生徒の思考力・判断力・表現力を育成する環境づくりを進めたいと思いました。
  • 教職員評価制度をもっと活用することが人材育成や課題解決に繋がると思いました。
  • 考えていることを全てやるのではなく、優先順位を決めて、焦点化して実施していくことが重要だと思いました。





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