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2017/07/11

平成29年度 新任教務主任研修(高等学校、特別支援学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的学校教育の当面する諸課題と教務主任の職務について理解を深め、教務主任としての資質の向上を図る。
日  時平成29年6月13日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教務主任
研修内容1 講話「高等学校の諸課題 -指導関係-」(高等学校)
  講話「特別支援学校の諸課題 -指導関係-」(特別支援学校)
2 講話「教務主任の職務」
3 講話・演習「県立学校の諸課題 -服務関係-」
講  師県教委事務局教職員課職員
県教委事務局学校教育課職員
県教委事務局特別支援教育室職員
県立学校教員
研修の様子
講話「高等学校の諸課題 -指導関係-」講話「特別支援学校の諸課題 -指導関係-」
講話「教務主任の職務」講話「教務主任の職務」
講話「教務主任の職務」講話・演習「県立学校の諸課題-服務関係-」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足  不満足
 
満足度66.7%33.3%

1 講話「高等学校の諸課題 -指導関係-」

  【目標】
 国・県の高等学校教育の現状や諸問題について理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 国の教育についての方向性を把握し、10年先の学校教育の在り方を考え、校内で話し合いを持ちながら、「質」の向上を目指し、教育課程や高大接続改革への対応を検討していく必要があると改めて考えました。
  • 「学校と地域の連携・協働」や「主体的・対話的で深い学び」など、今までの取組にとらわれず、柔軟に考えることで新たな取り組みができると感じました。
  • 学習指導要領の改訂に伴い教育課程を編成していく中で、カリキュラム・マネジメントの観点から検討していかなければならないと感じました。

  講話「特別支援学校の諸課題 -指導関係-」

  【目標】
 国、県における特別支援学校の現状や諸課題について理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 特別支援教育関係の法令や新しい学習指導要領のポイントなどを理解することができました。日々の校務が法令に則っていることを先生方に伝え、適切な指導が行えるよう助言していきたいと思います。
  • 各施策の理念等を理解することができ、本校の子どもたちの伸ばすべきところを再確認することができました。
  • 特別支援教育におけるセンター的機能として、適切な学びの場を適時に提供するといった視点を忘れず、関係機関との連携、保護者への対応等を考えていきたいと思います。

2 講話「教務主任の職務」
【目標】
 教務主任経験者の実践的な取組を聴くことによって、教務主任の役割を理解するとともに、自らの取組の参考とする。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 具体的に示していただいた教務の実際についての話が参考になりました。会議等における「PC活用の可能性(ペーパーレス化)」、「自ら足を運ぶ」、「話しやすい環境づくり」等に取り組んでいきたいと思います。
  • 教務の仕事は多種多様で、あらゆる情報を収集、分析、処理するなど、重要かつ大変な仕事ではありますが、これまでの経験に加え、新たな学びを得ることのできる仕事であると感じました。今まで以上にコミュニケーションを図り、学校の活性化に努めたいと思います。
  • 事務的な仕事だけでなく、管理職と教員の間に立って橋渡しをすることも重要な仕事と改めて感じました。連絡調整を後回しにせず、真摯に誠実に対応していきたいと思います。
3 講話・演習「県立学校の諸課題 -服務関係-」
【目標】
 本県教育の服務関係の実態及び諸課題について理解する。また、法令等に基づいた適切な教育活動を実施する手立てや、その際の教務主任としての役割を理解する。

【講話・演習を聞いての主な意見・感想】
  • 教育活動が法令に基づいて行われていることを知ることで、より一層責任感をもって仕事に取り組めるようになると思います。現職教育の機会や職員会議時などに勉強会を開催したいと思います。
  • 危機管理、危険防止、体制の構築、教務主任としての業務の位置付け等、学校全体を通して取り組んでいく核となれるよう尽力したいと思います。
  • 学校行事や部活動、その他あらゆる教育活動を行う際に、法令を十分に理解し、すべての教員に対して、より具体的な注意、アドバイスを伝えられるようにしたいと思います。
  • 職員会議等を利用して、「危機管理の意識」を向上させたいと思います。特に長年の「慣れ」や「行き過ぎた指導」に注意し、日頃から多くの先生方とコミュニケーションをとるよう努めたいと思います。





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