研修報告 >> 記事詳細

2017/07/13

平成29年度 新任学習指導主任研修(高等学校・特別支援学校)

| by 栃木県総合教育センター
目  的学習指導主任の職務・役割、学習指導の今日的課題についての理解を深め、学習指導主任としての資質の向上を図る。
日  時平成29年6月12日(月)
対  象高等学校、特別支援学校の新任学習指導主任
研修内容講話「学習指導の現状と課題」
講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた学習指導主任としての役割」【高等学校】
講話「主体的・対話的で深い学びの実現~『アクティブ・ラーニング』の視点からの授業改善~」【特別支援学校】
講話「学習指導の充実に向けて」
講  師県教委事務局学校教育課職員
県教委事務局特別支援教育室職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「学習指導の現状と課題」講話「主体的・対話的で深い学びの実現
~『アクティブ・ラーニング』の視点からの授業改善~」
講話「学校経営ビジョンの具現化に向けた学習指導主任としての役割」
研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた学習指導主任としての役割」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  (1)満足度
 満足  不満足
 
研修満足度63.0%37.0%

 (2)研修ニーズ

  • 今回のように他校と情報交換ができる研修
  • 学校組織マネジメントに関する研修
  • アクティブ・ラーニングに関する研修

1 研修の内容について
(1)講話「学習指導の現状と課題」(高等学校)

  【目標】
 高等学校における学習指導の現状と課題を理解する。また、学習指導主任の職務と役割を理解する。

【講話を聞いての主な感想】

  • 改革の中心として全力で取り組みたいと思います。
  • 生徒への課題量の調整や家庭学習に関する教科間の話合いを持ちたいと思いました。

(2)講話「主体的・対話的で深い学びの実現~『アクティブ・ラーニング』の視点からの授業改善~」(高等学校)
【目標】
 次期学習指導要領改訂の趣旨を踏まえ、主体的・対話的で深い学びの実現(『アクティブ・ラーニング』の視点からの授業改善)の必要性を理解する。

【講話を聞いての主な感想】
  • 「授業とは生徒が学ぶもの」という考え方への変換を教員全体で図っていきたいと思いました。
  • 教科を越えての授業研究会の必要性を学ぶことができました。
  • アクティブ・ラーニングの視点からの授業改善については、何年か先までを見越したビジョンをもっていないと実現が難しいと思うので、その組織づくりも必要だと思いました。
  • 国の政策や動向について、詳しく話していただいたので、これまでの経過について整理ができました。

(3)講話「学習指導の現状と課題」(特別支援学校)
【目標】
 特別支援学校における学習指導の現状と課題を理解する。また、国や県における学習指導に関する取組を理解する。

【講話を聞いての主な感想】
  • 新学習指導要領、道徳教育、合理的配慮についての説明を聞くことで、情報を整理することができました。
  • 国や県の動向をもとに、校内書式等の整備や周知に取り組みたいと思います。

(4)講話「学習指導の充実に向けて」(特別支援学校)
【目標】
 系統性を踏まえた教科の指導や、子どもの主体的な取組を促す自立活動の指導の在り方について理解を深める。

【講話を聞いての主な感想】
  • 系統性のある指導はとても大切であると改めて思いました。
  • 昨年度までの総合教育センターにおける研究をまとめた冊子は、学習指導について考えるうえで、非常に参考になりました。

(5)講話・研究協議(高等学校・特別支援学校合同)「学校経営ビジョンの具現化に向けた学習指導主任としての役割」
【目標】
 講話や研究協議を通して、校長の示す学校経営ビジョンの具現化に向けた学習指導部の運営について再考し、組織の中での学習指導主任としての役割を明確にする。

【講話・研究協議を通しての主な意見、感想】
  • 講話にあった「生徒を大切にする」、「どんな生徒も社会を支える人材になる」ということを職場においてほかの教員にも伝え、今後の学習指導主任としての業務に生かしていきたい。
  • 組織として運営できるよう、連携(連絡や調整)を意識して職務にあたりたいと思います。
  • 他校の状況を聞くことができ、全ての学校に共通する課題がわかり、参考になりました。
  • 共通目的、協働意欲、コミュニケーションの3つの要素を意識して業務に取り組みたいと思います。





16:57 | 専門研修1イ