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2017/06/26

平成29年度 教頭2年目研修(高等学校、特別支援学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的管理職としての深い見識と優れたリーダーシップを高めるとともに、学校経営、学校教育管理、人事管理等に関する管理職としての実践的な資質・能力の向上を図る。
日  時平成29年6月2日(金) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の教頭経験2年目に該当する者
研修内容1 講話「特別支援教育の充実に向けて」
2 講話・演習「学校運営における危機管理推進のポイント-危機管理体制の確立のために-」
3 講話「学校運営における危機管理推進のポイント-防災の視点から-」
4 講話「教職員のメンタルヘルス」
講  師宇都宮地方気象台職員
医療関係機関等職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話
「特別支援教育の充実に向けて」
講話・演習
「学校運営における危機管理推進のポイント
-危機管理体制の確立のために-」
講話
「学校運営における危機管理推進のポイント
-防災の視点から-」
講話
「教職員のメンタルヘルス」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
 満足  不満足
 
研修満足度86.4%13.6%


1 講話「特別支援教育の充実に向けて」

  【研修の目標】
 高等学校における特別支援教育について理解するとともに、地域や学校の実態等を考慮し、特別支援教育コーディネーターを中心とした組織的な特別支援教育の在り方や特別支援教育を推進する上での管理職の役割を理解する。

【講話を通しての主な意見・感想】

  • 特別支援教育に関する最新の情報を整理し、周知したいと思います。
  • 支援を要する生徒の情報を共有する仕組み作りから始めたいと思います。
  • 事例研究会などの校内研修を実施したいと思います。
  • 指導の目標、支援の方法、対応のノウハウ等、全職員で共有したいと思います。

2 講話・演習「学校運営における危機管理推進のポイント-危機管理体制の確立のために-」
【研修の目標】
 危機管理の実践的なポイントを理解し、教職員の危機意識の向上や自校の危機管理体制の構築のヒントを得るとともに方策を考える。

【講話・演習を通しての主な意見・感想】
  • 教職員一人一人に確実に危機意識をもってもらうために、参加体験型の研修を導入したいと思います。
  • マニュアルを見直し、校内研修会等で周知し、共通理解を図りたいと思います。
  • 本校の危機管理マニュアルは古いままであることに気付き、改訂が必要だと思いました。
  • 潜在的な危機を積極的に把握して、予防のための措置をとるような体制づくりに取り組みたいと思います。
3 講話「学校運営における危機管理推進のポイント-防災の視点から-」
【研修の目標】
 防災に着目した危機管理について理解したうえで、管理職として不測の事態に備える。また、危機が生じた場合に適切な判断ができる能力を養う。

【講話を通しての主な意見・感想】
  • 生徒の居住地をハザードマップで確認したり、防災メールを登録したりするなど、情報収集の意識を高める必要があると思いました。
  • 学校の所在地の過去の災害状況を調べ、教職員を始め、生徒、保護者と情報共有を図りたいと思います。
  • 大雨や雷等が発生した際、生徒自身がどのような行動をとるべきかを考える機会を設定したい。地震についてもそうですが、生徒が自らの身を守る能力を育成したいと思いました。
  • 気象台から発表される警報や注意報には留意し、早めの対応をするよう心がけたいと思います。
4 講話「教職員のメンタルヘルス」
【研修の目標】
 職場における教職員のメンタルヘルスについて理解を深め、管理職としての必要な知識を身に付ける。

【講話を通しての主な意見・感想】
  • ストレスはなくすものではなく、適度に必要なものであり、それをセルフケアして上手に付き合っていくことが大切であることが分かりました。
  • ストレス、うつ病、精神障害、自傷それぞれについて理解を深めることができました。教職員にも生徒にも適切な対応を考えていきたいと思います。
  • 精神疾患に陥りやすい人の特徴を踏まえ、教職員一人一人に目を配るとともに、教職員が問題を一人で抱えることなく相談しやすい雰囲気づくりに努めていきたいと思います。





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