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2017/06/26

平成29年度 新任進路指導主事研修(高等学校、特別支援学校)

| by 栃木県総合教育センター
目  的進路指導主事の職務・役割、進路指導の現状と課題等について理解を深め、進路指導主事としての資質の向上を図る。
日  時平成29年6月6日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校・特別支援学校の新任進路指導主事
研修内容1 講話「キャリア教育の推進に向けて」
2 講話「進路指導における国の動向」
3 講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた進路指導主事としての役割」
講  師県教委事務局学校教育課職員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「キャリア教育の推進にむけて」講話「進路指導における国の動向」
講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた進路指導主事としての役割」
講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた進路指導主事としての役割」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度56.3%43.7%

 ②研修ニーズ

  • 危機管理
  • 情報共有の時間の確保

1 講話「キャリア教育の推進に向けて」

  【目標】
 国及び本県が推進するキャリア教育について再確認する。そして、学校の教育活動全体を通じてキャリア教育を推進するために進路指導主事及び進路指導部が期待されている役割を理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 大学に合格させることが進路指導の目的ではなく、生徒が自己の適性を生かし、自身の人生設計ができるようにさせることが大切だということを全職員で共有したいと思います。
  • キャリア教育の視点でシラバスや学校行事等の見直しを行いたいと思います。
  • 生徒、保護者にこれからの変化の激しい社会を生きていくためには、従来型の進路に対する考え方では、通用しないという話をするなど、生き方を考えさせるような進路指導をしていきたいと思います。
  • 校長のビジョンを踏まえ、組織的にキャリア教育を実現させるよう働きかけたいと思います。

2 講話「進路指導における国の動向」
【目標】
 国の動向を再確認するとともに、今後、勤務校において、進路指導主事及び進路指導部が中心となって、学校全体で取り組むべき課題等を理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 高大接続改革や次期学習指導要領に対する適切な対策をしていく必要があると思いました。
  • 進路指導部の諸活動における目的の明確化と、より具体的な評価の工夫を行う必要があると思いました。
  • 引継書を参考に生徒の特性を把握し、適切な進路選択へと導くとともに、進路先への情報提供をしていけるようにしたいと思います。
3  講話・研究協議「学校経営ビジョンの具現化に向けた進路指導主事としての役割」
【目標】
 研究協議を通して、校長の示す学校経営ビジョンの具現化に向けた進路指導部の運営について再考し、組織の中での進路指導主事としての役割を明確にする。

【講話・研究協議に参加しての主な意見・感想】
  • 前年を踏襲する形でほとんど検討せず目標を決めていたことを反省しました。次年度に向けて考えていきたいと思います。
  • 進路指導主事としての立場ややるべきことが明確になりました。ひとりよがりでなく組織的に取り組んでいきたいと思います。
  • この2か月の間に感じていた課題が、本日の研修を受けて明確となりました。今後の改善の道筋が見えました。
  • ミドルリーダーとしての自覚をもち活動していきたいと思います。学校経営ビジョンを踏まえ、目標とのつながりを意識し、具体策を検討したいと思います。





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