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2017/06/19

平成29年度 新任生徒指導主事研修(中学校)

| by 栃木県総合教育センター
目  的生徒指導主事の職務・役割や児童・生徒指導の今日的課題についての理解を深め、生徒指導主事としての資質の向上を図る。
日  時平成29年6月5日(月) 9:30~16:00
対  象新任生徒指導主事
研修内容1 講話「生徒指導主事の職務の実際」
2 講話「児童・生徒指導の意義と児童指導主任・生徒指導主事の職務」
3 研究協議「組織的対応の充実」
4 講話「これからの生徒指導の実践と学業指導」
講  師県教委事務局学校教育課児童生徒指導推進室職員
中学校教員
大学職員
研修の様子
講話「生徒指導主事の職務の実際」講話「児童・生徒指導の意義と児童指導主任・生徒指導主事の職務」
研究協議「組織的対応の充実」講話「これからの生徒指導の実践と学業指導」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度・活用度
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度29(82.9%)6(17.1%)0( 0%)0( 0%)

 ②研修ニーズ

  • 外部機関との連携
  • 不登校に関して


1 講話「生徒指導主事の職務の実際」

【目標】
 校内の組織づくりや指導体制の確立のために主事として果たすべき役割や問題行動への具体的な対応について理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 生徒指導担当と管理職など、一部の教職員だけで指導をしていくのではなく、学校全体で生徒を指導していくことが大切であるということが分かりました。学校に戻ったら、まず職員でビジョンをもって、協力的な雰囲気で指導にあたっていきたいと思います。
  • 生徒指導主事が、学校において生徒指導を組織的に運営する輪の中心となり、生徒間、教職員と生徒間、教職員間、学校と地域間のバイパスとなるような組織体制を作っていきたいです。
  • 職員間の風通しをよくして、情報の共有や報告・連絡・相談・確認が速やかに気負わずにできる関係をつくっておきたいです。特に、生徒と近くで接している若手の先生方と気軽に話せる生徒指導主事でありたいと思いました。
2 講話「児童・生徒指導の意義と児童指導主任・生徒指導主事の職務」
【目標】
 児童・生徒指導の意義を理解し、校内における生徒指導主事の役割について確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 講話で「普段から顔の見える関係を」とのお話がありました。情報の収集や集約、方針の周知や役割の依頼、家庭や地域、関係諸機関との連携等、「チーム学校」として動くときの調整力が求められ、またそのような役割を期待されているのだと思います。
  • 生徒指導主事として、学校全体で生徒の社会的自立、自己実現に向けて指導を行う中心としての存在として期待されていると思います。
  • 指導にあたる際の調整力、生徒指導に関する情報の発信や実行力が求められているように感じています。自分の考えをもちつつ、他の職員の話に耳を傾けながら、リーダーシップを取っていきたいです。
3 研究協議「組織的対応の充実」
4 講話「これからの生徒指導の実践と学業指導」
【目標】
 学業指導の充実に向けて、児童指導主任、生徒指導主事としての役割を理解し、自校での実践に生かすことができる。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 教育活動の中での生徒指導であり、社会的資質や行動力を高めることを踏まえて指導することの大切さが分かりました。チーム学校として活動していきたいと思います。
  • 生徒指導主事として身につけるべき知識やその役割を踏まえた上で、指導の在り方について研修を深める必要性を感じました。またその役割は校内にとどまらず、社会全体や地域と結びついているものと理解しました。社会から求められる学校の役割を理解し、校内の学業指導充実のために主事としての役割を果たそうと思います。
  • 「学びに向かう集団づくり」、「子どもが意欲的に取り組む授業づくり」を自分自身がしっかり意識して指導にあたることはもちろん、学校組織として取り組んでいけるように、生徒指導主事としてこれからも取り組んでいきたいです。





09:25 | 専門研修1イ